離婚調停に有利な証拠は? 証拠を集める方法やポイントを徹底解説

離婚調停をスムーズに進めるためには、有利な証拠を用意したほうがいいといわれています。しかし、どのような証拠を用意すればい分からずに悩んでいる方は多いでしょう。配偶者の浮気が原因で離婚したい場合、第三者から見ても浮気だと判断できる証拠を準備したほうが有利に話し合いを進められます。自分で証拠を押さえようと行動を起こす方はいますが、いろいろなことに注意しなければなりません。

そこで、本記事では、離婚調停に必要な証拠や証拠をつかむポイントなどを解説しましょう。

  1. 離婚調停に証拠は必要か?
  2. 離婚調停で証拠が必要になるケース
  3. 離婚調停で有利になる証拠は?
  4. 離婚調停で有利になる証拠を集める方法
  5. 離婚調停と証拠に関してよくある質問

この記事を読むことで、離婚調停で証拠が必要になるケースなども分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.離婚調停に証拠は必要か?

まずは、離婚調停に証拠は必要なのかをチェックしておきましょう。

1-1.離婚調停は夫婦の話し合いが基本

まず、離婚調停とはどのようなことなのかを把握しておく必要があります。離婚調停は協議離婚と同じで、夫婦の話し合いが基本です。離婚の話し合いがまとまらない場合、家庭裁判所の調停手続きによって夫婦で話し合いを進めることになります。裁判のように証拠を出し合って白黒ハッキリつけるわけではありません。そのため、証拠は必ずしも必要ないのです。夫婦での話し合いが基本になるからこそ、離婚調停は証拠なしでも進めることができます。

1-2.証拠は用意しておいたほうがいい

前述したように、離婚調停で証拠を用意する必要はありません。ですが、納得のいく結果を得るためには、できる限りの証拠を用意しておいたほうがいいでしょう。証拠を用意しておいたほうが、夫婦の間に立って話し合いを進める調停委員を説得できるからです。また、こちらの言い分に配偶者が否定してきた際、証拠があれば配偶者は認めざるを得ません。こちらの主張が正しいと調停委員に判断してもらうためにも、証拠は有利な判断材料となります。

1-3.取り決めた内容を守らせるため

スムーズに離婚協議を進めたり、納得のいく結果を得たりするために証拠は必要になりますが、そのほかにも証拠を必要とする重要な理由があります。それは、離婚調停で取り決めた内容を守らせるためです。離婚が決定したとしてもお互いの言い分が食い違い、条件や取り決めがまとまらない場合は証拠濃霧で大きく変わります。配偶者の主張を弱めるためには、それを裏付ける証拠が必要不可欠です。配偶者よりも有利な立場で離婚調停を進められれば、取り決めた内容をしっかりと守らせることができるでしょう。

2.離婚調停で証拠が必要になるケース

ここでは、離婚調停で証拠が必要になるケースを紹介します。

2-1.慰謝料を請求するケース

配偶者に慰謝料を請求する場合、慰謝料請求が認められる証拠を用意しなければなりません。そもそも、慰謝料とは悲しみや苦痛など精神的損害に対する賠償のことです。つまり、精神的損害を与えられたとみなされなければ、慰謝料請求は不可になるでしょう。その慰謝料請求に値する精神的損害を受けたという証拠を用意しておかなければなりません。たとえば、配偶者の浮気で離婚する場合、配偶者と浮気相手が不貞行為をした証拠を提示する必要があります。

2-2.相手が非を認めないケース

こちらの主張を相手が断固として認めない場合、証拠が役立ちます。よくあるのが、配偶者が浮気を否定するケースです。浮気の証拠を用意することで、配偶者は素直に認め、離婚調停はスムーズに進められるでしょう。逆に、浮気の証拠がなければ、配偶者が逆上する恐れがあります。特に、浮気の場合は配偶者が素直に認めないケースが多いので、事前に浮気の証拠を用意しておいたほうがいいでしょう。

2-3.子どもの親権争い

夫婦間に子どもがいる場合、離婚調停で必ず話し合われるのが親権です。どちらが子どもの親権を持つのか、なかなか決まらないケースがよくあります。子どもの親権争いをする場合、証拠がとても重要な要素になるでしょう。一般的に、子どもの親権争いをする際は調査官をつけることになりますが、その調査官が子どもの話を聞き、監護状況の調査を行います。その際、これまでどちらが子どもの面倒を見てきたのかが大きなポイントになるでしょう。子どもの面倒を見てきた証拠などがあれば、事前に用意しておくことで親権を獲得しやすくなります。

3.離婚調停で有利になる証拠は?

ここでは、離婚調停で有利になる証拠をいくつか紹介します。

3-1.第三者から見て判断しやすい証拠

離婚調停で役立つ証拠といえば、第三者から見ても判断しやすい証拠です。たとえば、配偶者の浮気で離婚する場合、以下のような浮気の証拠が有効となります。

  • 浮気相手とメール・LINE・SNSなどでのやり取り
  • 電話や音声通話での記録または履歴
  • 本人が浮気したという音声・動画
  • 浮気相手とラブホテルに出入りしている写真・動画
  • ラブホテルの領収書

上記の証拠で重要なのは、浮気相手と肉体関係があったか否かです。夫婦は法律で配偶者以外の異性と体の関係を持つこと(不貞行為)が禁じられています。つまり、肉体関係を持っていることが分かる証拠を用意すれば、不貞行為があったとみなされ、有利な状況で離婚調停を進められるというわけです。配偶者以外の異性と肉体関係があったと第三者から見ても分かる証拠は、離婚調停で有利になるでしょう。

3-2.配偶者の言動を記した日記

意外に思われがちですが、配偶者の言動を記した日記も証拠として有効です。たとえば、配偶者から暴力を受けていたとします。いつどこでどのように暴力を受けたのか、配偶者がどのような状態であなたに手を挙げたのか、そしてどのくらいのケガを負ったのかなど、より具体的な内容を記しておくことで離婚調停の際に提示できるのです。言葉の暴力を受けた際は、その内容を具体的に記しておきましょう。ただし、配偶者の言動を記す際はデジタルでなく、手書きにしてください。スマホなどのデジタルで記すと改ざんなどが疑われるため、手書きでノートにメモしましょう。そのほか、以下のようなものも離婚調停で証拠になり得るものです。

  • 配偶者の暴力で負ったケガ・傷などの写真
  • 公的機関にDVについて相談したことが分かる履歴
  • 配偶者が暴力を振るったことを認める書面

3-3.録音データ

離婚調停における証拠として、有利な状況に働きかけられるのが録音データです。録音は配偶者やあなた自身の音声が記録できるため、第三者から見てもそういうことがあったのだと判断できます。録音データを入手する際は、テープレコーダーのほうがいいでしょう。デジタルデータは改ざんしやすい傾向があるため、証拠としての信ぴょう性が弱くなるからです。また、録音データはそのまま提出せず、録音の内容すべてを書き起こす必要があります。その点にも注意して録音データを残しましょう。

3-4.監護実績を証明するもの

子どもの親権で争う場合、監護実績を証明するものがあれば有利な状況になります。主に、以下のようなものが監護実績を証明できる資料と言えるでしょう。

  • 母子健康手帳
  • 診断書・お薬手帳
  • 保育園・幼稚園などとの連絡帳
  • 学校の成績通知表
  • 源泉徴収票・課税証明書
  • 子どもの監護に関する陳述書

上記の資料で大切なポイントは、監護者がきちんと子どもの世話をしていたかどうかです。たとえば、母子健康手帳では看護者がきちんと子どもに予防接種や検診を受けさせていたかなどを確認します。なお、源泉徴収票や課税証明書は、経済面を見て子どもの生活状況を証明するものです。

4.離婚調停で有利になる証拠を集める方法

ここでは、離婚調停で有利になる証拠を集める方法について説明します。

4-1.自分でできる証拠の集め方

離婚調停は裁判とは違って、自分でも手軽に証拠を集めることができます。前述したように、配偶者の言動を記載したノートや日記だけでも十分な証拠になり得るものです。これが裁判の場合は、有効な証拠として認められません。離婚調停は夫婦での話し合いが基本になるからこそ、ちょっとしたメモでも証拠として認められる可能性があります。まずは、配偶者の言動や様子を確認しながら、相手の具体的な言動をメモに残すところから始めてみてください。

4-2.探偵事務所に相談する

自分で証拠を集めるといっても、できることには限界があります。自分にとって証拠になると思っていたものが証拠として認められなかったり、下手をすれば配偶者に証拠を集めていることがバレてしまったりする恐れもあるでしょう。特に、浮気の証拠を押さえる場合、配偶者にバレてしまうと警戒心が強まり、さらに証拠がつかみづらくなってしまいます。確実に証拠を押さえるためには、探偵事務所に相談するのがおすすめです。探偵事務所では浮気調査などを行っているので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

4-3.証拠をつかみたい方は探偵社アヴァンスへ

離婚調停で有利になる証拠をつかみたい方は、ぜひ探偵社アヴァンスにご依頼ください。千葉県を中心にさまざまな調査を行っている探偵社アヴァンスでは、高い技術と最新の特殊機材で確実に証拠をつかみます。技術の高さは業界内でも認められており、ほかの探偵事務所からも調査依頼を受けているほどです。浮気調査はもちろんのこと、素行・行動調査、車両調査なども行っています。無料相談も受け付けていますので、ぜひ一度お問い合わせください。

5.離婚調停と証拠に関してよくある質問

離婚調停と証拠に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.離婚調停の大まかな流れは?
A.離婚調停の大まかな流れは、下記を参考にしてください。

  1. 離婚調停の申し立てを家庭裁判所にする
  2. 1回目の調停を行う
  3. 1回で終わらない場合、2回目の調停へ進む
  4. 話し合いがまとまるまで調停をくり返す

なお、離婚調停では夫婦双方の言い分を調停委員が聞き入れます。そして、問題解決へと導く解決案やアドバイスを提示してくれるでしょう。一般的に、話し合いがまとまれば、そこで離婚調停が終了します。

Q.強力な証拠がない場合の対処法は?
A.強力な証拠が集められなかったからと諦める必要はありません。強力な証拠がなくとも、証拠を複数組み合わせることで効力が発揮できます。たとえ、弱い証拠だとしても複数を組み合わせて提示すれば、証拠として認められる可能性があるのです。たとえば、配偶者の言動をメモした日記+その日に見つけたラブホテルの領収書など、複数の証拠を組み合わせることで説得力が増します。

Q.離婚調停を進める際の注意点は?
A.感情的にならないことです。配偶者に対する怒りが湧き上がってきたとしても、自分の感情を抑えてコントロールしてください。感情的になってしまえば、調停委員にとってはマイナスなイメージになるからです。また、問題に対して主観的になりがちなところがあるため、親しい友人や知人などから客観的なアドバイスをもらうのもいいでしょう。身近にいる人へ相談できない場合は、無料相談を受け付けている探偵事務所を頼ってください。

Q.離婚調停でもまとまらなかった場合はどうすべきか?
A.離婚調停でも話し合いがまとまらなかった場合は、訴訟を起こすことになります。訴訟では証拠が必要不可欠になるため、事前に準備しておかなければなりません。また、配偶者が約束を守らない可能性を踏まえた上で、口約束ではなく念書や録音などきちんと形に残しておくことも大切です。

Q.探偵事務所に依頼する際の調査費用は?
A.調査内容や期間などによって異なります。参考として、探偵社アヴァンスでの浮気調査にかかる費用を下記にまとめました。

  • 1日お試しパック(4時間):52,000円(税抜)
  • 4日パック(16時間):224,000円(税抜)
  • 6日パック(24時間):324,000円(税抜)
  • 8日パック(32時間):416,000円(税抜)

まとめ

いかがでしたか? 離婚調停は裁判とは異なり、自分で配偶者の言動をメモしたものでも証拠として有効になります。夫婦での話し合いが基本になるため、絶対に証拠が必要というわけではありません。けれども、証拠を用意しておいたほうが、自分にとって納得できる結果が得られるでしょう。特に、配偶者の浮気が原因で離婚調停をしたり、慰謝料を請求したりする際は証拠が大切なポイントになります。自分で証拠をつかむのが困難な場合は、探偵事務所への相談がおすすめです。探偵社アヴァンスでは無料相談を受け付けていますので、ぜひ一度ご相談ください。