債務者が失踪した場合の捜索方法を解説! プロに依頼するメリットは?

「債務者が失踪してしまい、借金の回収ができずに悩んでいる」「家族が借金を残して失踪してしまい困っている」と悩んでいる人はいませんか?借金には時効があり、債務者が自発的に出てくるのを待っているだけでは債権の回収ができなくなる恐れもあるでしょう。ですから、債務者が失踪した場合は、居場所を突きとめる必要があります。また、家族が借金を残して失踪すると残された人に迷惑がかかる可能性もあるのです。ですから、債務者が失踪する原因や居場所を突き止めることが必要になります。

今回は、債務者が失踪した際に探し出す方法を紹介しましょう。

  1. 債務者が失踪するリスクや捜索の重要性
  2. 失踪した債務者を探す方法
  3. 探偵業者に債務者の捜索を依頼するメリットや方法
  4. 債務者の失踪に関するよくある質問

この記事を読めば、債務者の捜索を探偵業者に依頼する方法も分かるでしょう。債務者に失踪されて悩んでいる人は、ぜひ読んでみてくださいね。

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1.債務者が失踪するリスクや捜索の重要性

はじめに、債務者が借金を苦にして失踪した場合に起こる問題や捜索する必要性を紹介します。

1-1.債務者が失踪すると債権の回収が難しくなる

債務者が失踪すると、債権者は債務の回収が難しくなります。借金の時効は5~10年であり、債務者が「借金を返さない」という意思を示し続けたときは、時効が成立してしまうでしょう。時効の成立を防ぐために、債権者は「債権を回収する意思」を示し続けなければなりません。債権の回収をするより面倒で費用がかかることもあります。

1-2.家族が迷惑をこうむる

債務者が失踪した場合、家族は借金の保証人になっていない限りは借金返済の義務はありません。しかし、債権者がたびたび債務者の行方を尋ねに来ることもあるでしょう。また、闇金など非合法な金融業者から借金をした場合、家族が返済を迫られることがあります。一度でも借金を返済してしまうと「借金返済の意思あり」として、返済の義務が生じてしまうので気をつけてください。さらに、家族間で金銭の貸し借りがあり、債務者が失踪した場合は家族関係にひびが入ることもあります。

1-3.債務者が生きていけなくなる可能性がある

借金を苦に失踪した場合、住民票も動かせず、新しい住まいを借りるのも難しくなるケースもあります。計画的な夜逃げでない限り、すぐに生活に行き詰る人もいるでしょう。そのため、最悪の選択をすることもあります。債務者を守るためにも、捜索することが大切です。

2.失踪した債務者を探す方法

この項では、自分で債務者を探す方法などを紹介します。

2-1.失踪に気づいたらまずスマホや書置きの有無をチェックする

家族や友人が債務者の失踪に気づいたら、自分の意思で失踪する旨が記された書置きがないかチェックしましょう。書置きがない場合は、事故に巻き込まれた可能性もあります。また、スマホが残されていれば、夜逃げや失踪に関するサイトを調べた形跡が残されているかもしれません。さらに、SNSに手がかりが残されている可能性もあります。隅から隅までチェックしてください。もし、借金を苦に失踪したことが分かった場合、すぐに借入先と借金の総額を調べましょう。

2-2.警察に捜索願を出す

警察に捜索願を出せば、失踪者の情報が全国の警察で共有されます。警察が失踪者を見つけた場合、「家族が探しているから帰りなさい」と促してくれることもあるでしょう。ただし、捜索願を出しただけでは、警察が積極的に捜査してくれることはありません。また、捜索願は親・兄弟・配偶者が出すことが基本です。友人や債権者では受けつけてもらうまでに時間がかかることもあるでしょう。

2-3.インターネットで情報を得る

現在は、TwitterなどのSNSで情報を集めることもよく行われています。また、捜索者を掲載する掲示板サイトもあるので、利用してもいいでしょう。なお、SNSで情報収集をする場合、捜索願を届け出た警察署の名前と電話番号も一緒に記載してください。そうすれば、信ぴょう性が増して協力を得やすくなります。同時に、友人や知人にも聞き込みを行いましょう。

2-4.債権者が自力で債務者を探すのは難しいケースも多い

前述したように、警察署に捜索願を出す場合も、家族でないと難しいものです。また、債権者が債務者と親しくても、家族ほど債務者のプライバシーに踏みこむことができません。そのため、失踪者の情報も掴みにくいでしょう。

3.探偵業者に債務者の捜索を依頼するメリットや方法

この項では、探偵業者に債務者を探してもらう方法などを紹介します。

3-1.探偵社では債務者の捜索を依頼できる

探偵社アヴァンスをはじめとする多くの探偵社では、人探しも請け負っています。探偵社に依頼すれば、独自のノウハウを駆使して失踪者を探してくれるでしょう。依頼が早いほど、早期発見してくれる可能性が高まります。特に、債務者の場合は捜索がスピード勝負の一面があるので、失踪が分かった時点で依頼するのもおすすめです。

3-2.探偵社はインターネットで探すと便利

今は、サイトを開設している探偵社も多く、相談の申し込みもサイトから行えるところもあります。業者を探す場合は、インターネットを利用しましょう。なお、優良な探偵業者は、必ず事務所を構えている自治体の警察に「探偵業の届け出」を出しています。サイトにも届け出番号が記載されているので、確認してください。サイトに届け出番号がなく、相談を申し込んだら喫茶店などに出向くように指示されたら、その業者には依頼しないほうがいいでしょう。事務所も構えていない業者は、いい加減なところが多いものです。

3-3.捜査費用は情報が多いほど安い

探偵業者に捜査を依頼する費用は、業者によって異なります。しかし、住所氏名や生年月日、出身地・行先の心当たりなど情報が多いほど安価になる傾向があるので、覚えておきましょう。たとえば、住所氏名・生年月日・本籍地が分かっている場合、35,000円~5,000円ですが、氏名しかわからない場合は20万円前後の調査費用がかかることもあります。

3-4.債務者を見つけても探偵業者は連れ戻せない

債務者を発見しても、探偵業者は連れ戻すことはできません。希望すれば、「債権者や家族が探していました」と伝えることはできます。ですが、新たな住所が分かれば弁護士を通じて内容証明で債権回収の意志を手紙に書いて送ることができるでしょう。また、民事訴訟を起こすことも可能です。

4.債務者の失踪に関するよくある質問

この項では、債務者の失踪に関する質問を紹介します。

Q.債権者が債務者の住民票を閲覧することは可能ですか?
A.はい。債権者が法律的な効力がある借用書を持っている場合は、債権回収のためということで閲覧ができます。

Q.債権を踏み倒すことは罪ではないのでしょうか?
A.それ自体を罪に問うことはできません。

Q.債権者が債務者の捜索にかかった費用を借金に上乗せすることはできますか?
A.債務者が承知すれば可能ですが、支払い能力がなければ回収は難しいでしょう。

Q.探偵業者に見つからず、失踪し続けることは可能ですか?
A.探偵業者の調査開始が遅ければ可能でしょう。しかし、探偵業者は調査のプロですから、見つかってしまう可能性のほうが高いと思います。

Q.債務者が失踪するメリットはあるでしょうか?
A.ほとんどありません。多くの人に迷惑をかけ、借金が増える可能性があります。

まとめ

今回は、債務者が失踪する問題点や捜索方法を紹介しました。失踪者は、時間がたつほど捜索が難しくなります。債権者が債務者を捜索したい場合、自分でできることは限りがあるため、できるだけ早く探偵業者に依頼することがおすすめです。