家出調査を探偵事務所に依頼するコツ〜家出人を早く発見するには?〜

家出人がどこで何をしているのか・事件に巻き込まれていないかなど、時間が経過するたびに不安な気持ちが大きくなるでしょう。一刻も早く家出人を見つけ出したい、しかし、どのように家出人を見つければいいのか、分からずに悩んでしまいがちです。

そこで、本記事では、家出調査を依頼する方法やポイントなどについて解説します。

  1. 家出の原因として考えられることは?
  2. 家出人を早く発見するには?
  3. 家出調査を行う方法は?
  4. 探偵に依頼することはできるのか?
  5. 家出調査に関してよくある質問

この記事を読むことで、家出調査を依頼するコツや家出人を早く発見する方法が分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.家出の原因として考えられることは?

まずは、家出の主な原因をチェックしておきましょう。

1-1.恋愛・仕事など精神的ストレスからくる逃避

家出をする理由は人によってさまざまですが、恋愛・仕事・学業などからくるストレスから逃れるために家出をする人が多い傾向があります。毎日の生活から逃れたい気持ちでいっぱいになり、自分のことを知らない土地に行きたくなってくるのでしょう。精神的なストレスを感じられない場所で過ごしたくなってくるのです。また、精神的なストレスは、家庭や家族からも感じられるケースもあります。未成年の家出は、家族や家庭環境が主な原因といえるでしょう。

1-2.すべてを放棄したい気持ちから

今まで辛抱していた感情が一気に爆発し、すべてを放棄したい気持ちから家出をするケースもあります。家出の傾向はなかったのに急にいなくなったりすることもあれば、中には計画的な家出もあるのです。たとえば、長年いじめを受けていて死んでしまいたいと思ったり、借金地獄に悩みトラブルから逃げ出したりするなど、たくさんの理由があります。すべてを放棄したい気持ちから家出をする人もいれば、逆に、自分を理解してもらいたいために家出をするケースもあるでしょう。

2.家出人を早く発見するには?

では、家出人を早く発見するには、どうすればいいのでしょうか。

2-1.家出調査はスピードが大事

家出人を発見するためには、即動くことが大切です。調査のタイミングが遅れれば遅れるほど、発見率は10%以下になるといわれています。また、行方不明者届(捜索願)が届け出されてから発見されるケースが多いのですが、1週間を過ぎると捜索も困難になってしまうでしょう。それほど、家出人を早く見つけ出すためにはスピードが命なのです。特に、最近は家出人が事故や事件に巻き込まれているケースが増えているため、家出人の安否を確認するためにも早めに調査することをおすすめします。

2-2.発見できるボーダーラインは7日間

家出人が無事発見できるかどうかのボーダーラインは、行方不明者届を出してから7日間といわれています。1週間を経過すると、どんどん発見しにくくなり、家出人がどこにいるのか何をしているのか分からなくなってくるのです。また、行方不明の状態が長く続くほど、思わぬ事件にまで発展しまうリスクが高まります。家出人をいち早く見つけるためにも、「大丈夫だろう」「すぐに帰ってくるかも」と放置しないようにしましょう。

2-3.家出人がいなくなった状況をすぐに把握しよう

家出人をいち早く見つけるためにしてほしいのが、いなくなった状況をすぐに把握することです。自分以外の人にも家出調査を依頼する場合、家出した本人が当時どのような状況であったのか、家出の理由を考えることで調査しやすくなります。家庭関係はどのようになっていたのか・精神的疾患や認知症を患っているのか・学業関係でいじめはなかったかなど、情報を集めてください。ある程度、当時の状況や様子が分かれば、各方面へ捜索協力をお願いするときに役立ちます。

3.家出調査を行う方法は?

ここでは、家出調査を行う方法について解説します。

3-1.自力で家出人を捜索する

主な方法としては、自力で家出人を捜索する方法があります。特に、家出の理由がハッキリしていたり、心当たりがある場所が明確になっていたりする場合は、自分たちで探したほうが早く見つかる可能性があるでしょう。家出人が通勤通学していた会社や学校の範囲・よく遊びに行っていたお店や場所・知人や友人など仲が良い人たちに尋ねると見つかるかもしれません。また、スマホを持って行っている場合、メールや電話で呼びかけをすることも大切です。
ただし、自力で家出人を捜す場合は、家族・親族・恋人や知り合いなどと協力して行うことになるでしょう。すぐに見つかればいいですが、見つからない期間が長くなるほど精神的な疲労を抱えたり、大きな負担になったりするデメリットもあります。

3-2.警察に行方不明者届を出す

自分たちで捜すことができない場合、警察へ行方不明者届を出す捜索方法があります。警察へ行方不明者届を出すことで、公的な力を借りて家出人を探し出せるでしょう。特に、家出人がどこで何をしているのか分からず、心当たりもない場合は、公的の力を借りたほうがスピーディーな発見につながります。精神的疾患や認知症を患っている・自殺の可能性がある場合も、行方不明者届を出したほうがいいでしょう。
警察が家出人を積極的に捜索したり、全国の警察へデータ登録されたり、巡回中の警察官が声をかけたりするなど、全国各地で家出人を捜してくれるメリットがあります。けれども、命を落とす危険性が低い場合は、積極的に動いてくれない点がデメリットです。

3-3.探偵事務所に家出調査を依頼する

探偵事務所の多くは、家出人を捜索する家出調査の依頼を受けつけています。警察に行方不明者届を出すまでの危険性はなくても、自分たちで捜すのは難しいというケースに、よく利用されているのが探偵事務所です。探偵事務所に依頼する大きなメリットは、民事や刑事に関係なくすぐに捜索してくれる点でしょう。人探しのプロが動いてくれるので、素人ではなかなかできない捜索方法で家出人を見つけることができます。探偵事務所が行う調査方法に関しては、後ほど【4.探偵に依頼することはできるのか?】で説明するので、ぜひチェックしてください。

4.探偵に依頼することはできるのか?

ここでは、探偵事務所に家出調査を依頼する方法などについて解説します。

4-1.警察が動いてくれないときは探偵事務所に依頼する

前述したように、探偵事務所は依頼があればすぐに調査員が家出人を見つけ出すために行動を起こします。事故や事件性が高くないと警察は動いてくれませんが、探偵事務所は関係ありません。そのため、警察が動いてくれず、自力で調査しても発見できない場合は、探偵事務所に依頼することをおすすめします。警察は公的な機関なので調査における制限がいくつかありますが、探偵事務所は特に制限はありません。依頼者から家出人の姿やそのときの状況など、さまざまな情報を聞き出しながら調査範囲を広げていくことになります。

4-2.探偵事務所が行う家出調査の内容

具体的な調査内容は探偵事務所によって異なりますが、主に聞き込みと張り込みを行うことになるでしょう。家出人の関係者や頻繁に出入りしていた場所などで聞き込み・張り込みを行い、できるだけ細かい情報を集めては家出人がいる場所を割り出します。また、探偵事務所によっては独自のネットワークを持っているところがあり、そのネットワークを利用して情報収集を行うのです。家出人がアクセスしていたネット上の情報も入手し、各探偵同士のつながりも利用して行方不明者を捜すところもあります。ほかにも、家出人が残したものから家出人がどのような状況で行方不明になったのか調べ、早い段階で捜索の方向性を決めることができるでしょう。

4-3.調査費用は約10万円~

家出調査の平均費用は、約10万円以上になるでしょう。依頼者が持っている手がかりの量や内容・行方不明になってから経過した日数・そのほか緊急性など考えた上で、調査費用を算段することになります。また、調査員の人数や調査期間も費用に大きく関係するので注意が必要です。調査員の数が多くなるほど、調査期間が延びるほど費用は高くなるでしょう。目安ですが、探偵社アヴァンスの場合は、以下の料金設定となっています。

  • 氏名・生年月日のほかに情報が多くある:12万~14万円(税別)
  • 氏名以外に情報が多くある:14万~16万5,000円(税別)
  • 氏名・生年月日のほかに情報がほとんどない:17万~19万円(税別)
  • 氏名以外に情報がほとんどない:19万5,000円~21万5,000円(税別)

4-4.探偵事務所選びのポイントをチェック!

どの探偵事務所に依頼すればいいのか分からない……と悩んでいる方は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 探偵業の許可を各都道府県から取得しているか
  • 家出調査の実績があるか
  • 実例がホームページ等に記載されているか
  • 料金体系がハッキリしているか
  • 見積書や調査方法に関する内容が具体的に記載されているか
  • 調査員が親身になって話を聞いてくれるか
  • 口コミや評判がいいか
  • 無料相談を受けつけているか

まずはインターネットで近くの探偵事務所を検索し、無料相談を行っているかチェックしてみましょう。中には、匿名での無料相談を受けつけているところもあるので、家出人捜索に対する悩みを聞いてみてください。

5.家出調査に関してよくある質問

家出調査に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.家出人を捜索する際に、最初にすべきことは?
A.まずは、家出人の情報について可能な限り集めることです。どのような情報を集めればいいのか分からない方は、以下の項目を参考にしてください。

  • 家出人の基本的情報(体格や特徴など)
  • 家出の理由として考えられる状況や理由
  • 家出人の命を脅かす危険性の有無
  • 家出に関係しそうな情報や証拠
  • 捜索に役立ちそうな情報と物品(メールアドレス・電話番号・免許証など)

Q.家出調査にかかる費用の内訳は?
A.交通費や宿泊費などの出張費・機材費・車両使用費・報告書作成費などが含まれます。探偵事務所によって具体的な調査方法が異なるため、内訳にも変化が見られるでしょう。どんな調査にいくらの費用がかかるのか、事前に確認しておかなければなりません。また、調査後に追加費用を請求してくるところもあります。念のため、追加費用が発生するケースもチェックしておいたほうが安心です。

Q.調査費用を安く抑えるポイントは?
A.家出人の情報を細かく提出することが、調査費用を安く抑えるポイントです。まったく情報がない段階だと、調査員は家出人がどのような人物であるかどうかという点から調べなければなりません。その分、時間と手間がかかってしまい、費用も高くなります。また、無料相談を利用して、複数の探偵事務所を比較することも大切です。

Q.気をつけたほうがいい探偵事務所の特徴は?
A.あまりにも調査費用が安すぎる探偵事務所は依頼しないほうがいいでしょう。平均費用よりも安すぎる探偵事務所は、後で高額な追加費用を請求してくる可能性があります。また、高額な費用を請求していても満足できる調査結果でなかったり、報告書を提出してくれなかったりするので、調査員の態度も確認することが重要です。

Q.家出の再発を防ぐためにできることは?
A.前回、なぜ家出をしたのか原因をしっかりと把握することが大切です。家庭・学校・人間関係などに何らかの問題を抱えている場合は、心のケアを行わなければなりません。家出人の心理や状況を理解し、積極的に意思疎通をしていく必要があるでしょう。自分たちでケアできないほどの状況であれば、心理カウンセラーといった専門家の力を借りるのも選択肢の1つです。

まとめ

ケンカや家庭環境など、家出をする原因はさまざまです。家出人がどこにいるのか居場所を把握できればまだ安心できますが、どこにいて何をしているのか分からないと不安でいっぱいでしょう。命の危険も考えられるからこそ、早めに探し出すことが大切です。自分たちで捜すよりも、家出人を見つけることに長(た)けている専門業者に依頼することをおすすめします。探偵事務所に依頼する際は、親身になって話を聞いてくれたり、具体的な調査費用を提示してくれたりするところを選んでください。実績と信用に値する業者に依頼すれば、すぐに家出人が見つかるでしょう。