過去の浮気は立証できる? 調査方法やポイントを具体的に解説!

「パートナーの過去の浮気を立証したいけど、どんな方法でできるのだろう」とお考えではないでしょうか?

パートナーに浮気の疑いがあっても、すでに別れているなどの理由で過去のことになっているケースもありますよね。しかし、いくら過去のことであっても、浮気を許せない、慰謝料請求をしたいといった場合は、あきらめる必要はありません。とはいえ、どんな方法で過去の浮気を立証すればよいか、よく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、過去の浮気の立証について詳しく解説します。

  1. 過去の浮気が発覚したらどうする?
  2. 過去の浮気調査は可能?
  3. 過去の浮気を立証できる?
  4. 自分で過去の浮気を調べる方法
  5. 探偵事務所に浮気調査を依頼するメリット
  6. 過去の浮気が立証できたら慰謝料請求できる?

この記事を読むことで、過去の浮気を立証するポイントや注意点などがよく分かります。パートナーの過去の浮気を立証したい人には、お役に立てるはずです。

1.過去の浮気が発覚したらどうする?

最初に、パートナーに過去の浮気が発覚したらどうするべきか詳しく見ていきましょう。

1-1.証拠をつかむための情報を収集する

パートナーの浮気が発覚したら、証拠をつかむための情報を収集しましょう。まずは、浮気相手が誰なのかを突き止めることが大切です。名前・住所・電話番号などが分かれば、浮気調査が格段に進めやすくなります。また、慰謝料請求の際にも、名前や連絡先が分かっていることが必要不可欠です。浮気をしていたと考えられる時期の給与明細や残業・出張の記録なども、できる限り調べておくとよいでしょう。

1-2.冷静になることが大切

パートナーに過去の浮気が発覚したら、努めて冷静になりましょう。感情的になると、先走ってしまったり判断を誤ったりしがちです。確実に証拠をつかむには、冷静に進めていく必要があります。顔を合わせると感情が爆発してしまいそうな場合は、パートナーと一定期間距離を置いてみるのもよい方法です。一定期間距離を置くことで、2人の関係を見つめ直すことができ、今後の方向性を導き出すことができます。

1-3.自分が今後どうしたいのかよく考えてみる

自分が今後どうしたいのか、よく考えてみることも大切です。パートナーの浮気が発覚したとき、多くの人は許せないと強く感じることでしょう。しかし、あくまでも過去の浮気であり、すでに浮気相手との関係が終わっている場合は、今後新たなダメージを受けることは考えにくいものです。それでもなおパートナーを許せないのなら、離婚して別々の道を歩むのもよいでしょう。過去のことと割りきることができるのなら、浮気のことは水に流して、パートナーとの関係を改善する努力が必要になります。いずれにしても、浮気の事実をハッキリさせるためにも、まずは、客観的な証拠をつかむことがおすすめです。

2.過去の浮気調査は可能?

ここでは、過去の浮気調査が可能かどうかについて詳しく見ていきましょう。

2-1.過去の浮気調査は基本的にはできない

過去の浮気調査は、基本的にはできません。浮気調査は、ターゲットとなる2人が浮気している現場を押さえ、客観的な証拠をつかむために行うものです。そのため、過去の浮気については、調査をすることが現実的に不可能といえます。客観的な証拠をつかもうにも、過去に戻ることができないからです。

2-2.現在進行形の場合は浮気調査が可能

ただし、浮気が現在進行形の場合は、浮気調査が可能になります。パートナーと浮気相手が、過去の浮気にとどまらず、現在も関係が続いているケースもあるでしょう。まずは、パートナーが現在浮気している可能性がないか、チェックしてみてください。現在も浮気している可能性が高い場合は、浮気調査を行うことで、客観的な証拠をつかむことができるケースがあります。

3.過去の浮気を立証できる?

ここでは、過去の浮気を立証できるかどうかについて詳しく見ていきましょう。

3-1.慰謝料請求の時効に注意する

法的な婚姻関係を結んでいる場合、パートナー以外と肉体関係を持つと民法における不貞行為に当たると見なされるため、慰謝料請求を行う正当な理由になります。ただし、慰謝料請求の時効に注意してください。

  • 不貞行為の事実および浮気相手を知ったときから3年
  • 浮気が始まったときから20年

残念ながら、上記いずれかの時効が過ぎている場合は、法的な慰謝料請求ができなくなります。

3-2.客観的な証拠がある場合は立証できることがある

過去の浮気であっても、客観的な証拠がある場合は立証できることがあります。たとえば、以下のようなケースです。

  • 不貞行為そのものを撮影した画像や動画
  • ラブホテルに2人で出入りしたところを撮影した画像や動画
  • 不貞行為の存在が明らかにあると判断できるSNSでの発言記録

なお、上記のものは、確実にパートナーと浮気相手のものであると判断できることが重要です。画像が粗い、雑音がひどいなどの理由でパートナーと浮気相手のものと判断できない場合は、客観的な証拠として認められないことがあります。

3-3.客観的な証拠がない場合は立証が困難

過去に浮気していた疑いが濃厚であっても、残念ながら客観的な証拠がない場合は、立証が困難です。しかも、すでにパートナーと浮気相手が別れており、関係を清算してしまっている場合は、新たに証拠をつかむチャンスもありません。こうなると、浮気相手が自ら浮気の事実を認めない限り、慰謝料請求も難しくなるでしょう。

4.過去の浮気を自分で調べる方法

パートナーの過去の浮気を自分で調べる方法や注意点などについて、詳しく解説します。

4-1.過去の浮気を自分で調べる方法

パートナーの過去の浮気を自分で調べるには、以下のような方法があります

  • パートナーの勤務状況(残業・休日出勤の有無)と給与の関連性をチェックする
  • メールやLINEのやり取りをチェックする
  • SNSでの過去の発言をチェックする
  • 証拠写真や動画がないかチェックする

なるべく複数の方法でチェックしてみると、浮気しているかどうか分かりやすくなります。

4-2.過去の浮気を自分で調べるときの注意点

パートナーの過去の浮気を自分で調べる場合、プライバシーの侵害に注意する必要があります。過去の浮気の証拠をつかむには、パートナーのスマホを確認するのが最も近道といえるでしょう。パートナーと浮気相手は、高確率でスマホにてやり取りしているからです。しかし、たとえパートナーであっても、本人に無許可で内容をチェックすることはプライバシーの侵害に当たります。パートナーのスマホをチェックしたいときは、必ず許可を取ってからにしてください。パートナーにやましいことがなければ、支障のない範囲で見せてもらえるはずです。

5.探偵事務所に浮気調査を依頼するメリット

探偵事務所に浮気調査を依頼すると、さまざまなメリットがあります。

5-1.自分で調査するより効率がよい

探偵事務所に浮気調査を依頼すると、自分で調査するよりはるかに効率よく進みます。探偵事務所は浮気調査のプロであり、長年の経験とノウハウを持っているからです。探偵事務所に浮気調査を依頼すると、複数の調査方法を同時に進行し効率よく進められます。浮気調査にかかる時間や手間を節約したいのなら、探偵事務所に依頼することがおすすめです。

5-2.第三者による客観的な証拠がつかめる

探偵事務所に浮気調査を依頼すると、第三者による客観的な証拠をつかむことが可能です。浮気調査を自分で行って証拠をつかんだとしても、慰謝料請求の際など客観性な証拠として採用されないことがあります。しかし、探偵事務所はまったくの第三者であることから、浮気調査にてつかんだ証拠は客観性があると判断されやすいのです。浮気相手から確実に慰謝料をもらいたい、法的な制裁を与えたいなどの場合は、探偵事務所に浮気調査を依頼する意味が大きいといえます。

5-3.調査中であることがターゲットにバレにくい

調査中であることがターゲットにバレにくいのも、探偵事務所に浮気調査を依頼するメリットになります。浮気調査では、客観的な証拠をつかむために、ターゲットの近くに張り込んだり追跡したりするため、高確率で相手にバレやすいことがネックです。万が一バレてしまったら、一定期間会わないようにするなどの対策を採られてしまい、浮気調査が難航してしまいます。浮気調査を確実に進めるためにも、探偵事務所へ依頼する価値は大きいのです。

5-4.心理的な負担が軽くなる

探偵事務所に浮気調査を依頼すると、心理的な負担が軽くなります。第三者である探偵事務所は、あくまでも客観的な立場から話を聞いてくれたりアドバイスしてくれたりするからです。実際に、探偵事務所に浮気調査を依頼することで、気持ちに区切りが付いたという人が多く見られます。

5-5.必要に応じて弁護士などを紹介してもらえる

必要に応じて弁護士などを紹介してもらえるのも、浮気調査を探偵事務所に依頼するメリットになります。弁護士に相談すると、法律のプロとして的確なアドバイスをもらうことが可能です。1人で悩む人にとっては、心強く感じることでしょう。浮気相手への慰謝料請求や、パートナーとの離婚を有利に進めるためにも、浮気問題に強い弁護士を紹介してもらうことがおすすめです。

6.過去の浮気を立証できたら慰謝料請求できる?

パートナーの過去の浮気を立証できたら、以下のような方法で慰謝料請求を行うことが可能です。

6-1.当事者同士の話し合いで直接請求する

まずは、当事者同士の話し合いで直接請求する方法を検討してみましょう。自分・パートナー・浮気相手の3人で、浮気の事実を確認すると共に、浮気相手にその場で慰謝料を請求するのです。このとき、当事者だけでは不安に感じるときは、信頼できる第三者に立ち会ってもらってください。また、双方の発言内容を文字で記録しておき、直筆でサインしてもらいましょう。

6-2.慰謝料請求の内容証明郵便を送付する

当事者同士の話し合いで決裂してしまった場合や、そもそも話し合いに応じてもらえないといった場合などは、慰謝料請求の内容証明郵便を送付しましょう。郵便局の内容証明郵便は、いつ・誰が・どんな内容を郵送したか照明してもらえるサービスです。ただし、内容証明郵便の送付だけでは、慰謝料の支払いを強制することはできません、しかし、浮気相手に一定のプレッシャーをかけることができます。さらに、弁護士の名前に代理で出してもらうとより効果的です。

6-3.慰謝料請求訴訟を起こす

内容証明郵便を送付しても慰謝料を支払ってもらえない場合は、慰謝料請求訴訟を起こすこと検討してみましょう。具体的には、家庭裁判所へ出向き、慰謝料請求訴訟の手続きを行ってください。なお、弁護士に依頼すると、面倒な訴訟の手続きなどを代理で行ってもらうことができます。弁護士費用はかかりますが、確実に慰謝料を支払ってもらえる可能性がグンと高まることでしょう。

まとめ

今回は、過去の浮気の立証について詳しく解説しました。パートナーの過去の浮気を立証するのは、時間が経過している分、難易度が高くなります。しかし、浮気を許すことができずに離婚を考えている、浮気相手に慰謝料を請求したいといった場合は、可能な限り浮気調査を行って客観的な証拠をつかむことが大切です。なお、当アヴァンスも浮気調査で豊富な実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいています。簡単な相談や見積もりは無料ですから、まずは、お気軽にお問い合わせください。