不倫の念書を作成するメリットは? 証拠をつかむ方法とポイントも紹介

「不倫の念書はどのような効力があるのか」「どのように作成すればいいのか」など、不倫の念書で悩んでいる方は多いでしょう。

不倫の念書は、二度と不倫を繰り返さないために作成するものです。パートナーと関係修復をする際に作成されるケースがほとんどですが、不倫の念書を作成する際はいくつか注意点があります。

そこで、本記事では、不倫の年初を作成する際に押さえておきたいポイントを紹介しましょう。

  1. 不倫念書の目的は?
  2. 探偵による不倫の証拠収集
  3. 不倫念書作成のためのステップ
  4. 不倫念書の効力と作成後の注意点
  5. 不倫調査なら探偵社アヴァンスへ

この記事を読むことで、不倫念書作成のステップや探偵事務所に不倫調査を依頼する方法なども分かります。悩んでいる方はぜひチェックしてください。

1.不倫念書の目的は?

最初に、不倫念書はどのような目的で作成するのか、基本情報をチェックしましょう。

不倫の再発防止が主な目的

不倫念書を作成する主な目的は、不倫の再発防止です。不倫をした本人が「もう不倫はしない」と発言していても、再び不倫相手と逢瀬(おうせ)を重ねる可能性があります。「再び不倫をしない」という意思表示を書かせることで、不倫の再発防止になるのが不倫念書の大きな目的です。不倫念書は不倫相手にも書かせるケースがあります。当事者の間で念書を交わすことで、不倫された側にとってはリスクを最小限に抑えられるでしょう。

念書には法的効力がない

念書を交わす際に注意しておきたいのが、念書自体には法的効力がないという点です。そもそも、念書とは「念のために書き記しておく書面」となります。当事者の間で交わした内容を書面として残すことで、第三者にも証明する役割を担っているものです。たとえば、念書に「不倫をした際は慰謝料を支払う」と記していても、その慰謝料を支払わせるために差し押さえや口座凍結と言った処置はできません。念書を作成すると証拠として残すことはできますが、法的効力はないことをしっかりと理解しておく必要があります。

念書は証拠能力を持つ

では、なぜ不倫の念書を作成したほうがいいのか、その理由は念書の効力となる「証拠能力」が関係しています。念書に法的効力はありませんが、不倫をした事実や違反した際の罰則などを交わしていたという証拠になるからです。念書を作成した後にパートナーが再び不倫をした場合、裁判所に証拠資料として念書を提出すれば約束が履行されなかったと認められ、法的処置を取るためのきっかけとなります。

念書作成には不倫の証拠が必要

念書を作成するためには、不倫をしたという証拠が必要になります。念書は不倫をした本人との間で交わす書面になるので、不倫をした本人が不倫を認める必要があるからです。また、当事者同士の間で作成したものは、後で「脅迫されて仕方なく書いた」とトラブルになる可能性があります。よって、念書を書かせる場合は不倫の証拠を提示し、第三者がいる状況で作成することが大切です。

2.探偵による不倫の証拠収集

ここでは、探偵による不倫の証拠収集について詳しく説明します。

自分で行う不倫調査はリスクが高い

「探偵事務所に不倫調査を依頼すると高額な費用がかかるのでは……」と心配になる方は多いと思いますが、自分で無理に不倫調査をするとリスクが伴うので注意が必要です。特に、警戒心が非常に高いパートナーの場合、不倫を疑っている様子を見せるだけで不倫の事実を隠そうとします。なかなか不倫の証拠をつかめない場合は、探偵事務所に相談するのがおすすめです。不倫調査の実績がある探偵事務所は、パートナーとの関係や状況に合わせて不倫調査を行います。自分で調べるよりもスピーディーに不倫の証拠がつかめるでしょう。

不倫調査の基本は張り込み・尾行・追跡

探偵が行う不倫調査は、調査対象者の張り込み・尾行・追跡が基本です。調査期間中に対象者を尾行・追跡し、不倫相手との証拠を撮影します。夜間でも顔がハッキリと写る特殊な機材を使用するため、写真を撮影したけれど顔が分からないという状況にはなりません。また、対象者が接触した人物や不倫相手の特定と調査も行います。自分で調べても分からなかった情報が、探偵の不倫調査で判明するでしょう。

調査終了後にもらう「調査報告書」

探偵による不倫調査の終了後、調査報告書を受け取ります。探偵事務所が作成する調査報告書には、調査期間中に対象者がどこで何をしていたのかが分刻みで記載されているものです。不倫の証拠を押さえた際は、その写真や動画なども添付されています。この調査報告書は裁判所に提出できる不倫の証拠になるため、優位な立場で念書を書かせることができるでしょう。ただし、悪質な探偵事務所に依頼すると調査報告書の内容が薄く、不倫の証拠として認められない可能性があります。探偵に不倫調査を依頼する際は、探偵事務所選びが重要なポイントです。

3.不倫念書作成のためのステップ

ここでは、不倫念書を作成する際のステップを解説します。

まずは不倫を認めさせることが大事

「不倫の念書を書いて」といきなりパートナーに訴えたとしても、素直に書いてもらえないケースがほとんどです。不倫の念書をスムーズに作成するためにも、まずは不倫を認めさせる必要があります。前述したように、あらかじめ不倫の証拠を押さえておけば、相手は素直に受け入れるしかありません。第三者でも不倫していることが分かる証拠を相手に提示し、不倫の事実を確かめた上で念書を作成してください。

不倫の念書に記載すべき内容

まずは、不倫の念書に記載すべき内容をチェックしておきましょう。念書に書かれている内容によっては、念書が持つ効力が無効になる可能性があるので注意が必要です。主に、不倫の念書には以下の内容を記載します。

  • 不倫相手に関する情報(氏名・生年月日・住所など)
  • 不倫をした事実と内容(不倫の期間・不貞行為の回数など)
  • 今後の約束(不倫相手と接触しない、不貞行為をしないなど)
  • 約束を守らなかった場合の条件や制裁の内容(違約金の支払い、離婚など)
  • 念書を作成した人の署名と捺印
  • 念書を作成した日付と場所

不倫をした本人に念書を書かせる場合は、その本人の署名と捺印が必要です。不倫相手に書かせる場合は、不倫相手の署名と捺印を忘れずに記載しましょう。また、どこで念書を作成したのか、作成した日付と場所も効力に影響をおよぼす可能性があるので必ず記載してください。

第三者がいる状況で作成する

パートナーまたは不倫相手に不倫の事実を確認した後、第三者がいる状況で念書を作成しましょう。前述したように、当事者同士だけの空間で念書を作成すると、「脅迫されたから書いた」とトラブルになる恐れがあるからです。信用している友人や知人などを交えた上で念書を作成することが、当事者同士のトラブル防止につながります。不倫されたことを秘密にしたい方は、弁護士などを入れて念書を作成するといいでしょう。

念書を書いた人の署名・捺印は直筆で

基本的に、念書は自筆で作成することになります。パソコン等で作成すると、「勝手に作成された」と主張される恐れがあるからです。自筆は時間と手間がかかりますが、念書に効力を持たせるためには必要となります。また、念書を作成した人の署名と捺印も重要です。直筆の署名および捺印、そして念書が作成された日付が記載されていないと、念書として認められない可能性があります。念書の内容がまとまった後は、必ず作成した人の直筆署名および捺印を記してください。

4.不倫念書作成後のステップと注意点

ここでは、不倫念書作成後のステップと注意点を解説します。

不倫された側が大切に保管する

作成した念書は、紛失しないように不倫された側が大切に保管しておきましょう。自宅で保管するのもアリですが、不倫をした本人が意図的に紛失させる恐れがあります。自宅での保管が心配な方は金庫に入れるか、弁護士へ保管を依頼するのがおすすめです。

関係修復のためにできること

不倫をした本人と新たなスタートを切るために作成するのも、不倫念書の大きな役割です。不倫念書は不倫防止の役割を担っていますが、念書があるから大丈夫と思ってはいけません。あくまで念書は不倫抑止力の1つであり、関係修復のために相手と向き合うことが大切です。なぜ不倫をしたのか、不倫を防ぐためには理由を明確にする必要があります。不倫の原因が自分自身にもある場合は、一緒に改善していこうとする姿勢が重要になるでしょう。

再び不倫をしたときの制裁を明確にする

不倫念書にも記載することになりますが、再び不倫をしたときの制裁内容もしっかりと明確にしておく必要があります。たとえば、「慰謝料を請求する」「別れる」などの制裁です。不倫をする人は「バレないから大丈夫」「許してもらえる」と簡単な気持ちで不倫を繰り返す傾向があります。次に不倫をしたらどうなるのか、しっかりと自分の意思を伝えることで不倫防止にもなるでしょう。

公序良俗に反しない内容を記載する

パートナーの不倫が発覚すると、そのショックと怒りから念書の内容を厳しくする方がいます。念書の内容が公序良俗に反するものになってしまうと、向こうになる可能性が高いので注意が必要です。たとえば、同じ職場の人が不倫相手だった場合、「半年以内に会社を辞めます」というような内容は不当だと判断される可能性があります。また、明らかに相場よりも高い慰謝料金額を設定したり、相手の尊厳や人権を脅かす内容になったりしていると念書が無効になるでしょう。パートナーや不倫相手に対する怒りがこみ上げてきたとしても、冷静な気持ちで念書を作成する必要があります。

5.不倫調査なら探偵社アヴァンスへ

ここでは、不倫調査を行っている探偵社アヴァンスのサービスを紹介します。

全国で5,000件以上の調査実績

探偵社アヴァンスは、千葉県を拠点に全国で5,000件以上の調査実績があります。これまでさまざまな状況での不倫調査を行ってきたので、その場の状況に対して柔軟な対応が可能です。探偵事務所の中には家庭用ビデオカメラで撮影するところもありますが、探偵社アヴァンスでは最新の特殊機材を使用します。調査前には特殊機材や撮影技術の説明を行っているので安心です。

法的手続きで認められる証拠収集

探偵社アヴァンスは、どのような調査依頼でもお受けする探偵事務所ではありません。人権を侵害するような違法調査や人種差別・部落差別に関わる調査はお断りしています。不倫の証拠を何とか押さえるために違法行為をする探偵事務所もありますが、違法行為で入手したものは不倫の証拠として認められません。逆に、調査対象者から訴えられる可能性があります。探偵社アヴァンスは法的手続きで認められる証拠収集に努めており、正しい方法で不倫調査を行う探偵事務所です。

追加費用一切なしの明確な料金設定

「調査後に高額な追加費用を請求された」というトラブルが起きていますが、探偵社アヴァンスは見積もりの際にご案内した料金以外の費用が発生することはありません。追加費用一切なしの明確な料金設定となっているため、安心してご依頼いただけます。また、看板や電話帳などの宣伝広告費を抑えているのも大きな特徴です。なお、探偵社アヴァンスにおける不倫調査の費用は、下記を参考にしてください。

  • 1日お試しパック(4時間):52,000円(税抜)
  • 4日パック(16時間):224,000円(税抜)
  • 6日パック(24時間):324,000円(税抜)
  • 8日パック(32時間):416,000円(税抜)

基本的に、調査現場は2名1チームで行動します。上記の料金に含まれているものは、事前調査費・車両費・機材費・フィルム代・写真現像代・CD作成代・調査報告書作成費です。

万全なアフターフォロー

探偵社アヴァンスは無料相談や無料見積もりを受け付けているほか、調査後のアフターフォローも万全に整えています。入手した不倫の証拠をどのように活用すればいいのか、これから何をすればいいのかなど、具体的にアドバイスをしているので安心してください。最後まで依頼者の悩みに寄り添い、問題を解決するために尽力します。

まとめ

いかがでしたか? 不倫の念書は再び不倫をしないための抑止力になる書面です。不倫をした本人に書かせることになりますが、まずは不倫をしたという事実を認めさせる必要があります。そのためには、不倫の証拠を押さえることが大切です。自分で不倫の証拠がつかめない場合は、探偵事務所に相談してみてください。探偵社アヴァンスでは不倫調査に長(た)けているので、どのような状況でも適切なアドバイスが可能です。ぜひ一度無料相談をご利用ください。