美人局の被害にあったときの対処法は? よくある手口や相談先も紹介

「美人局(つつもたせ)の被害にあって困っている」「できるだけ大ごとにしないためにはどう対処したらよいのか?」とお悩みではありませんか? 美人局による被害は、近年増加しています。インターネットの普及に伴い、見知らぬ男女が出会う機会が増えたことが背景にあるのでしょう。美人局は明らかな犯罪行為です。しかし、内容が内容だけに、誰にも相談できずに頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、美人局の手口や被害を防ぐポイント・被害にあったときの対処法などをまとめてご紹介します。

  1. 美人局とは?
  2. 美人局の手口を紹介
  3. 美人局の被害を防ぐポイント
  4. 美人局の被害にあったときの対処法2つ
  5. 美人局の被害に関するよくある質問

この記事を読むことで、美人局を見分けるポイントや探偵に調査を依頼するメリットなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.美人局とは?

まずは、美人局の言葉の意味や問題点について解説します。

1-1.女性であることを武器に男性を誘惑する詐欺行為

美人局は「つつもたせ」と読み、女性であることを武器にして男性を誘惑し、脅迫して金銭をゆすり取る詐欺行為のことをいいます。もともとは、サイコロ賭博の際、イカサマを行うために細工された筒のことを「筒持たせ」と呼んでいたことからきているようです。女性が誘惑し、男性が脅迫するというように、男女が共謀して行うケースが多くあります。

1-2.美人局の被害は増加傾向にある

近年は、SNSやマッチングアプリ・出会い系サイトなどで男女が出会うことも珍しくありません。つまり、「女性が男性に近づき、誘惑する」という行為をしやすくなっているのです。インターネットがここまで普及していなかった時代は、飲み屋や道ばたで声をかけてきた女性に対して、警戒心を持つ男性も多かったと思います。しかし、インターネットで出会うことが当たり前になった今の時代、その警戒心も薄れてきているのは確かです。そのため、残念ながら美人局の被害は年々増加しています。

1-3.被害者側も後ろめたさがある場合が多い

美人局の問題点は、「被害者側の男性にも後ろめたさがある場合が多い」ということです。誰にも相談できずに一人で悩んでしまう人がほとんどでしょう。たとえ、最初から仕組まれていた詐欺行為であることに気づいたとしても、「誰にも知られたくない」という理由で泣き寝入りしてしまう男性が多いのです。

2.美人局の手口を紹介

美人局の手口として特に多い例をご紹介しましょう。

2-1.夫と名乗る男性が出てきて慰謝料を請求してくるケース

結婚している女性と性的関係を持ち、夫と名乗る男性に慰謝料を請求されるケースです。実際には夫ではなく詐欺の共謀者である可能性が高いのですが、真実を確かめる術もなく、いわれるがままに慰謝料を支払ってしまう場合が多くなっています。被害者側としても不倫が世間に知られるのは社会的信用にかかわる問題であり、「お金で解決できるなら」と支払ってしまうのです。しかし、その後もさまざまな理由をつけて金銭をゆすり取られ続ける可能性は高いでしょう。

2-2.未成年だと主張して脅迫してくるケース

18歳未満の未成年と性的関係を持つことは、児童買春防止法違反になります。自分が未成年であることを明かさずに肉体関係を持ち、後から脅迫してくるケースも珍しくありません。「警察に届ける」といわれてしまえば、慌ててお金を払ってしまう人がほとんどでしょう。

2-3.「妊娠した」と嘘(うそ)をついて金銭を要求してくるケース

肉体関係を持った女性の縁者から連絡がきて「妊娠したので責任をとってほしい」と金銭をゆすられるケースもあります。この場合、実際には妊娠していないか、別の相手との子供を妊娠しているか、どちらかのパターンが多いでしょう。中絶費用と慰謝料を合わせて数百万円だまし取られた例もあります。

3.美人局の被害を防ぐポイント

美人局の被害にあわないために知っておくべきポイントをご紹介しましょう。

3-1.肉体関係を持つことに積極的な女性には注意する

男性を脅すためには「肉体関係を持った」という事実が必要です。もし、本当に純粋な出会いを求めて近づいてきたのであれば、出会ってすぐに肉体関係を結ぼうとはしないでしょう。実際に会う前からメッセージなどでホテルに誘ってくるようであれば、会うのをやめたほうが賢明です。

3-2.女性とのやりとりは残しておく

インターネット上やメールなどで女性とやりとりした内容は、できるだけ残しておきましょう。「合意の上での肉体関係ではなかった」と脅迫された場合、やりとりした内容を残しておくことで「合意の上だった」という反論ができます。

3-3.必要以上の金銭や身分証を持ち歩かない

身元を特定されると脅されるネタになるため、運転免許証や社員証などは安易に相手に見せないほうがよいでしょう。また、高額な金銭を持ち歩いているとその場で巻き上げられてしまう可能性があるため、必要以上の金銭は持ち歩かないことをおすすめします。

4.美人局の被害にあったときの対処法3つ

美人局の被害にあったときの対処法をご紹介しましょう。

4-1.「弁護士を通して話がしたい」と伝える

美人局の被害にあい、恐喝や脅迫を受けたときは、弁護士を通して話したい旨を相手に伝えましょう。たとえ相手が聞く耳を持たなくても、本気だということが伝わるようにしつこく何度もいってください。もし美人局ではなかった場合、弁護士を通したほうが有利になるのは相手のほうのはずです。しかし、美人局だった場合は、弁護士を通されると詐欺であることがバレてしまうことになるでしょう。その時点で金銭をゆすり取ることを諦めるケースも少なくありません。

4-2.警察に通報する

美人局は、詐欺罪や脅迫罪・恐喝罪・強要罪などが成立する立派な犯罪です。立証されれば刑事責任が問われることになるため、警察は通報を受ければ動いてくれるでしょう。ただし、通報していることに気づかれて暴力を振るわれるようなことがあっては危険です。その場で通報することが難しい場合はいったん相手の要求に従い、後日、被害届を提出したほうがよいでしょう。

4-3.探偵に相談する

「警察に通報すると大ごとになりそうで怖い」「誰にも知られずに対処したい」というときは、探偵に相談する方法もおすすめです。探偵に依頼すれば、加害者の身元を明らかにしてもらうことができるでしょう。弁護士を通してこれ以上の脅迫行為をしないよう警告してもらうことも可能です。探偵には守秘義務があるため、周囲に知られることなく問題を解決できる可能性が高いでしょう。

5.美人局の被害に関するよくある質問

「美人局の対処法を知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.肉体関係を持っていなくても美人局のターゲットにされることはありますか?
A.関係を持とうとしたことを理由に難癖をつけ、金銭を要求されるケースも少なくありません。

Q.美人局に多い特徴を教えてください。
A.待ち合わせ場所を自分で決めたがる・会っている最中でもスマホを頻繁にいじる・個人情報を聞き出そうとしてくるなどの特徴があります。

Q.脅迫されている最中に逃げ出しても大丈夫でしょうか?
A.相手に住所や勤務先などの個人情報が知られていない場合は、大きな声を出して逃げ出すのも一つの手です。

Q.警察に通報すれば、だまし取られたお金を取り戻すことができますか?
A.警察に逮捕されることとお金が戻ってくることは別の話です。返済を求める場合は民事裁判を起こすことも必要になるでしょう。

Q.美人局の調査を依頼したいのですが、探偵選びのポイントを教えてください。
A.豊富な実績があるか・探偵業の届け出をしているか・料金体系は明確か・丁寧な対応かなどをチェックするとよいでしょう。

まとめ

美人局の手口や被害にあったときの対処法などを詳しくご紹介しました。被害にあわないよう、美人局の特徴や手口を把握しておくことも大切です。それでも被害にあってしまったときは、そのときの状況や自分の希望に合った方法で対処しましょう。ぜひこの記事を参考に、問題を解決してください。