債務者が失踪!そのときやるべき手続きやプロによる調査の重要性は?

「債務者が失踪した場合、どうなるのか知りたい」「失踪した債務者を探すにはどうしたらよいのか?」とお悩みではありませんか? 「お金を貸した友人が失踪した」「家族が借金を残したままいなくなった」というトラブルは多いものです。返済の目途が立たず、厳しい取り立てから逃れるために、姿を消してしまう債務者は少なくありません。

この記事では、債務者が失踪したらすぐやるべきことや、失踪した債務者を探すための調査方法について詳しくご紹介しましょう。

  1. 債務者の失踪を調査すべき理由は?
  2. 債務者が失踪したらすぐやるべきことを紹介
  3. 失踪した債務者を調査する方法や費用
  4. 債務者の失踪に関するよくある質問

この記事を読むことで、債務者が失踪した場合の返済義務や調査の重要性・プロに調査を依頼するメリットなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.債務者の失踪を調査すべき理由は?

まずは、債務者が失踪した後の困りごとや、調査の必要性などをまとめました。

1-1.連帯保証人になっている場合以外、返済義務を負うことはない

債務者が失踪すると「残された家族が返済義務を負うことになるのか?」と不安になるケースは多いでしょう。結論からいうと、連帯保証人になっていた場合以外は、家族が返済義務を負うことにはなりません。取り立てがきた場合は、支払いを拒否することが可能です。また、自分が知らない間に無断で保証人にされていた場合は、そのことが証明できれば保証人から外れることができ、借金の返済義務を負うことはありません。

1-2.家族では債務整理ができない

借金を残して失踪してしまった場合、家族が本人に代わって債務整理をして借金をなかったことにしたい人も多いでしょう。しかし、債務整理の手続きができるのは本人だけです。家族であっても、本人の代理で手続きをすることはできません。

1-3.債務者が失踪したらすぐに調査したほうがよい

債務者が失踪した場合、できるだけすぐに調査を開始して行方を捜したほうがよいでしょう。特に、借金を苦に自殺する可能性がある場合は、早急に捜索すべきです。また、自分が連帯保証人になっている場合も同様でしょう。返済が滞ればどんどん利息が増え、返済の負担が大きくなっていきます。債務者を捜し出して本人に債務整理の手続きをしてもらうなど、対応を考える必要があるでしょう。

2.債務者が失踪したらすぐやるべきことを紹介

債務者が失踪した場合にすぐやるべき手続きや確認すべきこと・相談先などをご紹介しましょう。

2-1.必要な法的手続きは?

いくつかやらなければならない法的手続きがあります。まず、役所に行って失踪者の健康保険や年金の支払いを免除してもらいましょう。生命保険に加入している場合は、失踪宣告が受理されるまで支払い続けるか、解約するか、いずれかを選択する必要があります。さらに、連帯保証人になっていた場合は、金融機関からの取り立てや裁判所からの連絡に対して本人失踪の旨を伝えてください。

2-2.警察に届ける

失踪が発覚した時点で、まずは警察に失踪届の申請をしましょう。失踪者が自殺する可能性が高いと判断された場合は、早急に調査してもらえるはずです。ただし、事前に失踪者本人が「捜索願不受理届」を出している可能性も考えられるでしょう。この場合、警察は捜索することができません。また、自分の意志で失踪したと考えられる場合は、「一般家出人」という扱いになり、警察が積極的に調査を行うことはないでしょう。

2-3.探偵事務所に相談を

警察による捜索が期待できない場合は、探偵事務所に相談するとよいでしょう。通常、探偵事務所では失踪者の捜索を受け付けています。実績が豊富な探偵事務所であれば、適切な解決策を提案してくれるはずです。

3.失踪した債務者を調査する方法や費用

失踪した債務者を自分で探すメリットやデメリット・プロに調査を依頼した場合の費用などをまとめました。

3-1.自分で手がかりを探す方法も

失踪者がどこにいるのか、自分で手がかりを探す方法もあります。たとえば、失踪者が行きそうな場所をあたったり、失踪者の知人や友人を訪ねて話を聞いたりするのもよいでしょう。パソコンの履歴に失踪先の情報が残されていないかなどもチェックするのがおすすめです。自分で行方を捜すメリットは、プロに依頼するよりお金がかからないとう点でしょう。ただし、見つけられる可能性は高くありません。手がかりが見つかったとしても、そこから居場所を確定し、本人に会える確率は限りなく低いでしょう。

3-2.プロに依頼すれば効率的に調査できる

「できるだけ時間をかけず、効率的に探したい」という場合は、プロの探偵に依頼するのがおすすめです。自分で探すには大変な時間と労力がかかり、精神的にも肉体的にも大きな負担になる可能性が高いでしょう。調査の経験が豊富なプロに依頼すれば、さまざまな角度から調査を行い、足取りをつかめる確率が何倍にも上がるはずです。

3-3.まずは無料相談を申し込む

失踪者の調査を探偵事務所に依頼した場合の流れは、一般的に以下のようになります。

  1. ホームページから無料相談を申し込む
  2. 調査期間と調査方法の話し合い
  3. 見積書の提出
  4. 調査開始
  5. 調査結果の報告

3-4.費用相場は?

探偵事務所に調査を依頼した場合の費用は、事前に得られている情報の量によっても変わってくるでしょう。探偵社アヴァンスでは、対象者の氏名以外に多くの情報がある場合は145,000~165,000円、氏名以外の情報がほとんどない場合は195,000~215,000円が基本料金(税別)となっています。そのほか、所在が判明した場合の成功報酬(税別)として200,000円が必要です。

3-5.信頼できる探偵事務所選びのポイント

信頼できる探偵事務所を選ぶために、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。
  • 豊富な調査実績があるか
  • 無料相談を受け付けているか
  • 料金体系が分かりやすいか
  • 見積書の内容に不明確な点はないか
  • 丁寧でスピーディーな対応か
  • 探偵業の許可を得ているか

4.債務者の失踪に関するよくある質問

「債務者の失踪について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.夫が借金を残して失踪してしまいましたが、家を売って返済にあてることは可能でしょうか?
A.失踪者の名義になっている住宅は、勝手に売却することができません。

Q.失踪者を探すために新聞に広告を載せたいのですが、費用はどのくらいかかるでしょうか?
A.全国版の新聞だと約9,000円、地方版だと900円~が相場です。

Q.借金を残して失踪した夫と、いつになったら離婚できますか?
A.3年以上見つからず、生死不明な場合は裁判手続きによって離婚することが可能です。また、7年以上経過しても見つからない場合は、法律上死亡したことになり、婚姻は解消されます。

Q.借金が時効を迎えるまで逃げ続けることは可能ですか?
A.債権者が訴訟を起こした場合は時効が中断されるため、時効を待ちながら逃げ続けるのは困難でしょう。

Q.悪質な探偵社の特徴を教えてください。
A.ホームページに料金の記載がない・契約を強引に迫る・探偵業法の届け出をしていないなどの業者は利用しないほうがよいでしょう。

まとめ

債務者が失踪した場合にすぐやるべきことやプロに調査を依頼するメリット・費用などをまとめてご紹介しました。債務者が失踪してしまった場合、できるだけ早く調査を開始して探すべきです。その前にやっておくべき法的手続きや探偵社選びのポイントなど、ぜひこの記事を参考にしてください。