借金を残して失踪した人を探したい! 調査方法&依頼先の選び方

家族が借金を残していなくなったとき、まずは、借金を残して失踪した本人をすぐにでも見つけなければなりませんよね。もし、家族が借金の保証人になっていたら、その借金を支払う義務は保証人になった家族へと移ります。本人が失踪した瞬間、借金があったと初めて判明したケースもあるのです。しかし、どうすれば見つかるのでしょうか。本記事では、借金を残して失踪した人の見つけ方・調査方法などについて解説します。

  1. 家族が借金をして失踪したときの対処法
  2. 家族が借金を返すべきなのか?
  3. 借金を残して失踪した人を探す方法
  4. 借金による失踪調査・探偵への依頼方法
  5. 借金を残して失踪した人に関するQ&A

この記事を読むことで、借金を残して失踪した人の探し方や対処法が分かります。悩んでいる方や困っている方はぜひチェックしてください。

1.家族が借金をして失踪したときの対処法

家族が借金を残し失踪したときは、パニックになるでしょう。まずは心を落ち着かせた後に、自分でできることをしてください。

1-1.借金による失踪者は多い

いつの間にかどんどん増えていく借金、そのたびに取り立ても厳しくなります。厳しい借金の取り立てから逃げるため、家族の元から失踪する人も多いのです。残された家族のことを考える余裕がないほど、借金の負担が大きい証拠でしょう。また、借金を理由に失踪する人は、家族に「探さないでください」など置き手紙を残して行方をくらましたケースは、借金が理由だと考えるべきです。

1-2.まずは警察に届け出る

まずは、できるだけ早めに近くの警察署で「失踪届」を申請し、失踪者の名前・住所・続柄・身長・体重・身体的特徴・職業・失踪日時などを正確に伝えてください。受理されれば、「警察受理番号」が渡されるので大切に保管します。
しかし、失踪者本人が事前に警察へ「捜索願不受理届」が出されている場合は、家族が捜索願を出しても警察は一切捜索を行うことができません。捜索願不受理届とは、失踪者の家族から捜索願が出されても、警察ではその届け出の拒否を依頼する文書のことです。

1-3.警察は調査してくれるのか?

警察が積極的に調査してくれるか否かは、「特異家出人」と「一般家出人」どちらに分類されるかがポイントとなります。特異家出人に分類されるのは、何かしらの外部原因で行方不明になり、失踪人の生命に関わる危機が迫っているときです。自分の意志で失踪したと考えられる場合は、一般家出人扱いとなります。警察が積極的に調査を行うのは、特異家出人のときです。一般家出人とみなされた場合は民事案件となるため、積極的な捜査は行われません。

2.家族が借金を返すべきなのか?

失踪者本人の行方を捜しつつも、気になるのが借金問題です。借金をした本人がいなくなった場合、家族が借金を返すべきなのか詳細を説明します。

2-1.保証人または連帯保証人になっていた場合

もし、家族が失踪者の保証人または連帯保証人になっていた場合、借金を支払う義務が生じます。保証人は、債務者の借金を肩代わりする義務を負う人です。そして、連帯保証人は、債務者と同じ立場に立たされる人のことを指しています。保証人と同じく、債務者の肩代わりをすることになるのです。

2-2.法的な手続きは?

保証人または連帯保証人になっていない場合、借金を肩代わりする必要はありません。もし、金融会社から取り立てがきた場合は、支払拒否の意志を示すか、本人失踪の旨を伝えてください。裁判所から手紙がきた場合は、裁判所に出向き、本人が失踪したことを伝え、自分には支払い義務がないことを主張します。

2-3.保険・年金等を支払う義務がある

保証人になっていなくても、失踪者の保険・年金などは支払う義務があります。失踪者の扶養に健康保険・住民税が入っている場合は、役所に相談し失踪者の分を免除してもらいましょう。
生命保険の場合は、失踪者が死亡していないと受け取ることができないため、失踪宣告を受理してもらうまで払い続けるか、解約する選択となります。失踪宣告とは、失踪者の生死が分からなくなってから7年経過すると、死亡した者とみなす制度です。家庭裁判所で申し立てを行い、死亡がみなされれば死亡保険金を受け取ることができます。
年金の場合、受給者なら失踪者がいなくても受け取ることが可能です。ただし、失踪宣告が受理されれば、遺族年金のみの受給となります。

3.借金を残して失踪した人を探す方法

借金の負担を減らすには、一刻も早く失踪者を見つけなければなりません。ここでは、失踪者を探す方法を紹介します。

3-1.すぐに探したほうがいい理由は?

失踪者の家族が保証人または連帯保証人になっている場合は本人に代わってその家族に返済の義務が生じます。返済対応ができなければ、どんどん利息が増え借金が膨らんでいくでしょう。どうしても返済が困難な場合は、「自己破産」という選択肢もありますが、社会的リスクを負うことになります。人生を大きく左右する決断となるので、借金をした本人に判断させるためにもすぐに探したほうがいいのです。

3-2.自分で調査する方法

意図的に失踪したとなれば、何かしらの手がかりを残している可能性があります。失踪者本人が事前に何か調べたり、必要なものを買い足している可能性が高いので、衣類のポケットやゴミ箱などを調べてみてください。また、失踪者の知り合いや知人・友人に訪ねたり、行きそうな場所を探したりするのもいいでしょう。

3-3.どこに相談すべきか?

家族が借金で疾走したことは、気軽にほかの人へ言えませんよね。しかし、1人で思い悩んでいると、どんどん借金が増えていきます。なるべく早く見つけるためにも、探偵事務所に相談してください。探偵事務所は、失踪者の捜索を行っています。実績のある業者ほど、さまざまなトラブルに対応できるので、適切なアドバイスや解決策を一緒に模索してくれるはずです。

4.借金による失踪調査・探偵への依頼方法

それでは、プロの探偵事務所が行う失踪調査と、依頼方法を解説します。

4-1.依頼すべきケースは?

自分で探しまわるのは限界があり、すぐに見つかるとは限りません。また、毎日仕事や家事をしながらの捜索はなかなか難しいものです。探し出すまで体力面だけでなく精神面においても大きな負荷がかかるでしょう。時間も奪われるため、人探しのプロに依頼したほうが、かなり期待できます。

4-2.依頼のメリットは?

失踪調査の依頼に費用がかかりますが、失踪者が見つかりやすくなるのは確かです。一方、プロの探偵は、その人がなぜ失踪したのか原因から探り、人間関係・職場・遺留品・SNSなどさまざまな点から調査を行います。調査の経験とノウハウ、投入できる人員数、豊富な機材を使い、自分で探すよりも足取りがつかみやすくなる点が大きなメリットです。

4-3.依頼の主な流れ

まず、ホームページまたは電話から無料相談を申し込みます。優良業者の多くは、匿名での無料相談を受けつけているので安心してください。失踪したときの状況などを詳しく伝えることで、調査員も具体的な調査方法が判断できます。相談の後に、調査期間と調査方法を話し合い、見積書に納得すれば依頼→調査に入るのです。調査が終わると、「調査報告書」で結果を詳しく伝えてくれます。

4-4.費用相場は?

探偵事務所に依頼する際、最も気になるのが費用ですが、失踪調査の場合は失踪人のことをどのくらい理解しているかによって異なります。失踪人が家族なら、名前しか知らない人探しよりも費用は安くなるでしょう。以下に、参考として「探偵社アヴァンス」の基本料金を紹介します。

  • 氏名・生年月日のほかに情報が多くある:120,000~140,000円(税別)
  • 氏名以外に情報が多くある:145,000~165,000円(税別)
  • 氏名・生年月日のほかに情報がほとんどない:170,000~190,000円(税別)
  • 氏名以外に情報がほとんどない:195,000~215,000円(税別)

また、所在が判明した場合のみ、200,000円(税別)の報酬料金をいただくことになります。具体的な料金に関しては、メールフォームまたは電話でお問い合わせください。

4-5.業者選びのポイント

どの探偵事務所に依頼すべきか悩んでいる方は、以下のポイントに注目してください。

  • 警察との連携が取れているか
  • 失踪調査の実績があるか
  • 調査員の対応が丁寧でスピーディーか
  • 見積書が細部まで記載されているか
  • 探偵業の許可証を取得しているか
  • 料金設定が明確になっているか
  • 無料相談・無料見積もりをおこなっているか

4-6.不正を働く悪徳業者に要注意!

探偵事務所の中には、探偵業の許可を取得せずに調査を行っているところがあります。不正を働く悪質な業者は、対応が悪く説明もないまま契約を迫ろうとしてくるでしょう。優良業者と悪徳業者を見極めるためにも、複数の業者を比較してください。前述した業者選びのポイントをチェックしながら、信用できる業者を見つけましょう。

5.借金を残して失踪した人に関するQ&A

借金を残して失踪した人に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.車や住宅などのローンはどうなるのか?
A.名義を共有していたり連帯保証人になったりしている場合は、ローンを支払う義務があります。中には、「不動産を売却して借金をカバーしよう」という方もいますが、失踪者が名義の場合は勝手に住宅を売ることができません。住宅や車のローン・保険・年金・借金の返済など、毎月支払わなければならない金額が大きくなり生活できなくなります。最悪の事態にならないためにも、一刻も早く見つける必要があるのです。

Q.失踪者を早く見つけるコツは?
A.失踪者の心理を知ることが、1番の近道だといわれています。失踪者が行く場所は田舎ではなく、東京・大阪など人が多くて紛れられる都会に隠れることが多いのです。極端に人が少ない農村などに隠れることもありますが、中堅都市にとどまることはほとんどありません。もし、中堅都市に住んでいる方は、視野を広げて家から遠く離れた場所を探してみるといいでしょう。失踪者がどこに行くのか、考えて行動するのがポイントです。

Q.捜索のための広告料はいくらかかるのか?
A.失踪者の目撃情報を得るために、新聞に広告を出したりビラを配ったりする方法があります。その際にかかる印刷料金・広告料はさまざまです。たとえば、ビラの場合、コピーやポスティング代などを含め約5万円~が目安でしょう。一方、新聞広告代の相場は全国版で約1万円です。

Q.探偵事務所の調査費用を安く抑えるコツは?
A.なるべく情報を多く用意することです。名前・生年月日・勤務先など基本情報から、人間関係・使用しているSNS・趣味・家族でよく訪れた場所など、失踪者に関わる内容ならすべてを用意しておきましょう。情報は多ければ多いほど、捜索しやすくなります。捜査しやすくなれば、調査にかける費用も抑えられるのです。また、失踪時の持ち物や服装が分かれば、その点も伝えてください。

Q.SNS・アプリなどで失踪者を見つけた場合の対処法は?
A.失踪中でもスマホや携帯電話を持ち歩いている可能性が高く、何かしらの痕跡をネットに残しているケースがあるのです。もし、SNS・アプリなどで失踪者を見つけた場合は、すぐにコンタクトを取らないように注意してください。コンタクトを図ろうとすると、逆に失踪者の感情を刺激するおそれがあります。SNSなどで痕跡を見つけた場合は、居場所につながる内容がないか写真等をチェックしましょう。たとえ、投稿をしていなくても、交友関係や行きつけの場所を探るのに効果が期待できます。

まとめ

いかがでしたか? 家族が借金を残して失踪した場合、借金の保証人が本人の代わりに返済する義務が生じます。保証人があなたになっているなら、見つかるまで借金を支払い続けなければなりません。自分の負担を減らすためには、いち早く本人を見つけるのが1番の近道です。失踪した人を自分で見つけるには時間と労力が必要ですが、プロの探偵に依頼すれば、時間をかけずに見つかる確率が上がるでしょう。調査料金はかかりますが、早く見つけるために一度探偵事務所に相談してください。