
探偵の報告書を徹底解説!探偵の調査依頼に必要なコツを詳しく伝授!
「探偵」という言葉を耳にしたとき、皆さんはどのようなイメージを抱くでしょうか。探偵は、浮気調査など、相手に知られることなく決定的な証拠をつかみたいときに力を発揮します。しかし、きちんとした報告書があることが条件です。今回は、探偵の報告書や調査依頼のコツなどを詳しく解説します。探偵を利用したい人、報告書について知りたい人は必見ですよ。
この記事を読むことで、探偵の報告書に関する詳しい知識が身に付くため、実際に依頼したときにとても役に立ちます。探偵に依頼するメリットや業者選びのコツなどもわかるので、安心できるでしょう。まずは、記事をじっくり読み進めてみてください。
1.探偵の報告書について
最初に、探偵の報告書に関する基本を解説します。重要性やいい報告書の条件など、詳しく学びましょう。
1-1.探偵・探偵業者とは?
探偵とは、ほかの人の秘密を調査することです。探偵業者とは、ほかの人の依頼を受けて有償によって探偵を行うことを指します。探偵業者は、聞き込み調査・身辺調査・尾行調査などあらゆる方法を用いて、依頼者の指定した内容を詳しく調査するのです。なお、誰でも探偵ができるわけではありません。探偵業務を行うには、事前に各都道府県公安委員会への事前申請や審査を必要とします。
1-2.探偵の報告書とは
探偵に調査を依頼した場合、調査結果を記した「調査報告書」を受け取ることになります。調査報告書に記載してある内容は、主に以下のとおりです。
- 調査項目(例:浮気調査・身辺調査など)
- 調査日付・時刻
- 調査方法
- 調査対象者・依頼者・調査担当者の氏名など
- 調査場所の情報
- 調査内容・証拠をつかんだときの記述
- 調査場所・証拠現場の撮影画像
- 調査担当者の所見
- 調査で判明した事項
1-3.探偵の報告書の重要性について
慰謝料請求や裁判などの訴訟を起こす場合は、証拠が必要になります。客観性のある報告書を入手できれば有利に進めることができるでしょう。探偵業務は、公安委員会への事前登録と審査が必要なほど、厳しい条件をクリアしていることで可能になります。従って、探偵業者が提出した報告書は、法的な行動を起こすときに重要な意味を持つのです。探偵の報告書は、信頼性・重要性ともに高いと言えるでしょう。
1-4.いい報告書とは?
探偵を依頼する目的は、結局のところ現在の悩みを解決することに尽きます。そのため、以下のポイントを満たすことがいい報告書の条件となるでしょう。
- 調査日時・方法・調査対象・調査担当者などの必要情報にもれがない
- 調査依頼に対する結果が明記してある
- 調査結果を裏付ける証拠をつかんでいる
- 文章だけでなく適宜画像などの視覚情報を使用して説明している
- 報告書としての流れがよくわかりやすい
1-5.探偵の調査能力と調査報告書の関係
いい報告書に仕上げるためには、探偵の調査能力がものを言います。きちんとした調査結果が出てこそ、報告書の信ぴょう性も上がり、法的な証拠としても認めることができるレベルになるのです。そのため、いい報告書を手にするためには、探偵の調査能力が高い業者に依頼することが大前提と言えるでしょう。
1-6.探偵の報告書に関する注意点
探偵の報告書は、調査後速やかにまとめてもらい、できるだけ早く提出してもらうようにしましょう。信頼できる業者の場合は、契約時に取り交わした報告書の提出期限を厳守してくれるはずです。なお、キレイにまとまっているだけで安心してはいけません。誤字や間違った記載があると報告書としての信用度が無くなってしまいます。探偵の報告書を受け取った後は、何度もチェックし、修正するべき項目があるときは連絡してすぐに対応してもらいましょう。
2.探偵への依頼について
探偵の依頼について詳しく学びましょう。実際にどんな依頼ができるか、メリットにはどんなものがあるかなど理解してください。
2-1.探偵にはどんな依頼ができる?
探偵には、主に以下のような依頼ができます。目的に応じて、上手(じょうず)に利用しましょう。
- 浮気調査:パートナーの浮気の実態や証拠をつかむために調査をする
- 結婚・信用調査:相手の出身・素性・犯罪歴の有無などの調査で結婚前に行う
- 身元調査:就職や賃貸などのために相手の身元を調査する
- 行方調査:家出人や行方不明者の捜索をする
- 企業調査:企業の所在・業績・内部事情などを調査して企業間取り引きの参考にする
- 盗聴調査:家の中や指定場所に盗聴器が仕掛けてあるかの調査をする
2-2.探偵に依頼するメリットとは
探偵に依頼するメリットは、たくさんあります。主なものは、以下を参考にしてください。
- 調査対象にバレずに済む
- 時間がなくても調査できる
- 労力を使わないので楽
- プロの調査のため精度が高い
- 法的な場面でも通用する証拠(報告書)を入手できる
2-3.どんな場合に探偵に依頼するか
探偵に依頼するときは、主に以下のようなときです。
- 自分だけでは調査できない・しづらいとき
- 依頼内容の事実をハッキリしたいとき
- 不安や悩みを解決して自分の気持ちにケジメを付けたいとき
- 慰謝料請求や訴訟を有利に進めるための証拠がほしいとき
2-4.探偵に依頼するときに不安なこととは
探偵に依頼する内容は、いずれも個人のプライバシーにかかわるものです。そのため、個人情報の流出が心配になります。探偵業者には、守秘義務があるため、相談内容・依頼内容は一切口外できません。しかし、情報管理がしっかりしていない業者が存在するのも事実です。また、依頼者からの相談や業者からの報告をほかの人が耳にすることのできる環境で行うなど、不安が残ることもあるでしょう。しっかりした業者ほど、個人情報の管理・守秘義務の徹底をしています。業者選びのときには、特に念入りにチェックしましょう。
3.探偵業者の選び方について
探偵業者の選び方について学びましょう。いい探偵業者を選ぶためにも、それぞれじっくり目をとおしてください。
3-1.探偵業者の選び方のポイント
探偵業者を選ぶときには、以下のポイントをチェックし、信頼できるかどうかを確認してください。
- 探偵業に豊富な実績を持っている
- 依頼内容に応じたプランを提案できる
- 明確でリーズナブルな料金システム
- 個人情報の管理や守秘義務を徹底している
- 相談内容に親身になって対応している
- 調査報告が丁寧でわかりやすい
- しっかりした報告書を出している
- 顧客からの評判がよい
- クレームなどの対応も誠意をもって行っている
- 地域の公安委員会に登録をしている(不法業者ではない)
なお、当アヴァンスでも、身辺調査・浮気調査・信用調査など、多数の調査依頼の実績を誇り、依頼者の皆さんから厚い信頼を受けています。悩みをスッキリ解決して前へ進むためにも、ぜひご検討ください。
3-2.悪徳探偵業者とは?
探偵業者の中には、いわゆる「悪徳業者」も存在します。以下のポイントが当てはまるところは契約を見合わせてください。
- 調査費用が高過ぎる
- 何かと理由を付けて追加調査をしたがる
- 調査がいい加減(依頼どおりの調査をしない)
- 質問に対する答えがわかりづらい・ごまかす
- 調査期日になっても報告書ができていない
- 個人情報の管理が甘い(ほかの人に聞こえるところで依頼内容に関する話をするなど)
- 地域の公安委員会に届け出をしていない
なお、悪徳探偵業者は、電話勧誘などで集客していることも多くなります。無料相談キャンペーンなどで顧客の心をつかみ、本調査で法外な費用を請求することもあるので気を付けてください。
3-3.探偵業者の選び方で覚えておきたいこと
探偵業者を選ぶときには、料金の相場から大きく外れないことが大切です。依頼者の不安や無知を逆手に取り、法外な料金を提示してくる業者には注意してください。また、追加調査・返金システムなどについても、確認しておきましょう。依頼内容によっては、追加調査が必要だったり、満足できる結果を得られなかったりすることもあります。依頼者の承諾無しに追加調査をしないことや返金の条件を確認することで、業者との無用なトラブルを防ぐことができるのです。
3-4.探偵業者に関する相談窓口
探偵業者に不審を抱いたり、トラブルで悩んだりした場合は、独立行政法人国民生活センターに相談することをおすすめします。探偵業者を第三者の立場から判断し、問題がある場合には指導を入れてくれるでしょう。特に、業者とのトラブルで話がこじれたときには、力を発揮します。ひとりで悩まずに、公的機関の力を借りましょう。
3-5.探偵業者の選び方に関する注意点
探偵業者にも、「口がうまい」だけの業者には気を付けてください。当初の見積もり、簡単・安価に調査できるとしておきながら、実際には長期化・高額請求となることも多いものです。契約をしてしまえば、依頼者が拒否しにくいと考え、無用な調査を続ける業者もいます。探偵業者を選ぶときは、必ず調査見積もりを出してもらい、内容と価格のバランスを見てください。不明な点は見積もりの段階で解決しておきましょう。なお、見積もりのやり取りで不親切な態度を取る・契約を必要以上に急ぐ業者は選ばない方が賢明です。
4.探偵の報告書に関するよくある質問
最後に、探偵の報告書に関するよくある質問に回答します。実際に依頼するときに安心してできるよう、それぞれ確認しておきましょう。
4-1.報告書をデータ形式で受け取ることはできますか?
探偵の報告書は、基本的に書面での提出となります。データ形式での提出は、依頼者が複数部のコピーを行う可能性があるため、採用していない業者が多いものです。もしも、データ形式での受け取りを希望するときは、対応可能かどうか業者に確認してください。
4-2.報告書の修正依頼をするときは別途料金が必要ですか?
報告書の作成料金は、基本調査料金に含まれていることが多くなります。業者のミスによるものは、基本的に修正料金は不要です。しかし、調査依頼の追加などによる修正依頼は、別途料金が必要なこともあります。詳しくは業者に相談してみてください。
4-3.法的に効力がない報告書の特徴は?
たとえば、以下のような報告書は法的な証拠となりにくいので注意しましょう。
- 客観性に欠ける(調査担当者の主観による記述が多い)
- 証拠画像・映像に乏しい
- 誤字・脱字がある
- 調査日時があやふや
- 調査方法がいい加減
- 調査結果を明記していない
4-4.報告書は数年後でも再発行できるのでしょうか?
一般的には、調査完了後、調査報告書を提出後にすべての情報・調査内容を破棄することになります。探偵業者は、個人情報の取り扱いに慎重であり、守秘義務を果たすためにも無用なデータを保管することはありません。従って、数年後でなくても、数日後の再発行も不可能となることが多いのです。不安な人は、念のため業者に報告書再発行の条件について確認しておくといいでしょう。
4-5.探偵の報告書をコピーして使うことは可能ですか?
探偵の報告書は、原本であることに大きな意味があります。そのため、コピーしたものは効力がありません。また、探偵業者でも不正利用を防止するためにもコピーを禁止しているはずです。報告書の原本は、原則として再発行不可ですから、受け取った後は紛失・汚損などに注意してください。
まとめ
探偵に依頼する場合、報告書の精度や品質を重視してください。慰謝料請求や裁判での証拠として需要なものだからです。適当な調査をし、いい加減な報告書を提出する業者とは契約してはいけません。探偵から報告書を受け取ったときは、内容をチェックし、不満があるときは修正を依頼しましょう。なお、信頼できる探偵は、報告書もしっかり作成しているものです。業者選びのときには、実績や評判だけでなく、報告書についてもチェックをして最良のところを選びましょう。