浮気の境界線は人それぞれ! 男女・年代による違いをチェックしよう!

浮気と一口に言っても、その定義は個人によってバラバラです。確かなことが言えるとしたら、恋人や夫婦以外のパートナーと関係を持つことでしょう。問題はその関係であり、「どこからが浮気なのか?」その判断基準が重要な要素となります。では、一体どこからが浮気の境界線になるのでしょうか。

本記事では、浮気の境界線について詳しく説明します。

  1. そもそも浮気とは?
  2. これって浮気?気になる境界線
  3. 浮気境界線〜男女の違い〜
  4. 浮気境界線〜年代の違い〜
  5. どうして浮気をしてしまうのか?
  6. パートナーと浮気の境界線を共有することが大事
  7. 浮気に関してよくある質問

浮気の境界線を考えるには、客観的に考えるととても分かりやすいでしょう。そこで分かるのが年代、性別で考え方が大きく違うことです。ここでは、改めて浮気の境界線について掘り下げました。

1.そもそも浮気とは?

「浮気」の解釈の1つとして「浮足立った気持ち」と言えるのではないでしょうか? すでに決められたパートナーがいるにもかかわらず、それ以外の異性に対して、特別な気持ちを持ってしまうことですね。その気持ちのまま逸脱した行動をしてしまって初めて浮気と言うのでしょう。たとえば、憧れの女優や俳優を見ていいなと感じるのは、視覚的な満足感だけです。ところが、体の関係、つまり不貞行為をしてしまうと「浮気」になることは確定と言えるでしょう。相手に感じる気持ちというよりも、そこからどのような行動をするのかが問題になります。

2.これって浮気? 気になる境界線

接触行動と言っても、さまざまなパターンがあります。ここでは、気になる浮気の境界線についていくつか紹介しましょう。

2-1.2人だけで会う

仕事関係など異性同士2人だけで会う機会もあるでしょう。問題は、喫茶店などで大勢の中で2人きりになったり、イチャイチャしたりすることです。また、昼と夜と会う時間帯によっても意味合いが大きく変わるでしょう。たとえば、ホテルにて2人だけで会うというのは決定的です。たとえ、2人の間に何もなかったとしても、夜のホテルで会う場面に遭遇した人は「浮気」だと勘違いしてしまいます。

2-2.車の中で2人きりになる

人によっては車の中で2人きりになることも「浮気」と判断される傾向があります。けれども、残業で後輩を自宅まで送ってあげたり、何らかの理由で車内に2人きりになってしまったりすることもあるでしょう。必ずしも車内に2人きりでいることが浮気にはなりませんが、頻度が高くなると浮気を疑うことになりかねません。

2-3.手をつなぐ、肩を組む

2人で会っているだけではなく、具体的な接触行為としては、手と手、肩と手、または腕を組むなどの行為がまるで恋人のように見えることがあるでしょう。このあたりから、浮気だと疑う気持ちも強くなります。たとえば、「お宅の旦那さんが女性と仲良く手をつないでいたわよ」と言われたとき、心が穏やかではいられなくなるでしょう。それがキスをしていた・ホテルに行ったという刺激的な場面であれば、より浮気認定が高くなります。

2-4.キス

キスもどこにするかによって異なるため、判断が難しい要素でもあるでしょう。たとえば、頰と頰にキスをするチークキスであれば浮気ではなく挨拶になります。また、飲み会の席で大勢の人たちの前で酔った勢いなのか、誰もいないところでしっかりと抱き合ってのディープキスなのかで大きく変わるでしょう。

2-5.ハグ

ハグに関しては、まったく浮気として認めない人と絶対に嫌という人に分かれます。ハグは海外では当たり前の行動ですが、日本においてはそこまで浸透していないからです。抱き合うというよりは、軽く背中に手を回す行為であり、やっている本人たちは大した気持ちも入っていないことが多いでしょう。けれども、強いハグだったり、相手をずっと抱きしめたりする場合は、浮気とみなす人もいるようです。

2-6.肉体関係

肉体関係はまぐれもない浮気です。酔った勢いであっても、その場の雰囲気に流されたとしても肉体関係を持った事実はなくなりません。特に、夫婦の場合、パートナー以外と肉体関係を持つことは不貞行為とみなされ、夫婦の貞操義務に違反したことになります。

3.浮気の境界線〜男女の違い〜

ここでは、浮気の境界線について男女の違いを紹介します。

3-1.女性が考える浮気境界線

  • 手をつなぐ
  • 肉体関係
  • キス
  • 2人きりで会う

女性は男性よりも浮気の境界線が厳しめな傾向があります。男性にとっては「これくらいで!?」と思う内容でも、女性にとっては浮気とみなす可能性もあるのです。特に、肉体関係やキスをするのはもちろんのこと、手をつないだり2人きりで会ったりする場合も浮気とみなす女性が多いでしょう。ただ、あくまで参考ですので、女性の中には浮気に寛容な人もいます。

3-2.男性の浮気境界線

  • キス
  • 肉体関係

男性も女性の境界線と似ているところはありますが、キスと肉体関係は完全に好きな人でないとできないことです。つまり、パートナー(女性)が自分以外の人とキスをしたり肉体関係を持ったりすることは、その人に好意を抱いている証拠だと感じてしまうのでしょう。その結果、「浮気をしている」と思ってしまいやすいのです。

4.浮気境界線〜年代の違い〜

男女だけでなく、年代によっても浮気の境界線が変わる傾向があります。たとえば、恋愛に夢中になりがちな10〜20代は思春期の時代も含まれているため、浮気に対して厳しめな人が多いでしょう。けれども、精神が穏やかになる30代は10〜20代と比べて浮気の境界線が低くなります。結婚生活を重ねるようになると、相手への気持ちも新婚の頃よりは落ち着くようになるので、浮気の境界線が下がるでしょう。歳を重ね、いろいろな恋愛を経験するほどに人も成長し、寛容になるのです。

5.どうして浮気をしてしまうのか?

ここでは、浮気をしてしまう原因について男女別に紹介します。

5-1.男性の場合

男性の場合、本能的にパートナー以外の人と体の関係を持ちたい欲望から浮気をしてしまう傾向があります。特に、自分好みの魅力的な女性が目の前に現れ、自分に好意を寄せてくれると分かれば、理性が抑えきれなくなるでしょう。よりたくさんの女性と関わりを持ち、自分の子孫を残したいという本能を持っているため、浮気=遊びと捉える男性も多いようです。中には、パートナーにひたむきな男性もいますが、理性が効かなくなるケースもあります。
また、パートナーとの関係がマンネリ化してしまうのも浮気の原因と言えるでしょう。マンネリ化してしまうと毎日がつまらなくなってしまい、他の異性に刺激を求めようと浮気しやすい傾向があります。

5-2.女性の場合

女性は男性と違って、心理的な原因が大きく関係しています。たとえば、「パートナーが構ってくれないから」「寂しいから」などが浮気の原因です。心の寂しさを埋めるために、パートナー以外の男性と関係を持ってしまう可能性があります。特に、寂しさを強く感じているときに気になっている異性から励まされたり言い寄られたりすると、心が揺れ動いてしまうものです。
また、「女性としてみられたい」という欲求も浮気をする原因につながるでしょう。女性は、恋人になっても結婚しても「女」としてみられたり意識されたりしたいという気持ちを抱いています。パートナーの存在が当たり前になることで異性として意識されなくなってしまうと、女性は自信をなくしてしまうものです。そこで、自分を異性としてみてくれる男性が現れると、その人にドキドキしてときめきを感じることもあるでしょう。

6.パートナーと浮気の境界線を共有することが大事

これまで浮気の境界線について説明してきましたが、パートナーといつまでもより良い関係を続けるためには、それぞれが持っている浮気の境界線を共有することが大切です。男女・年代の違いなど、人によって浮気の考え方や境界線は大きく異なります。自分のパートナーが浮気に対してどのような思いを抱いているのか・どこからどこまでがセーフなのか……お互いに考え方を共有し合ってください。また、浮気の境界線を共有し合うときは、自分と異なる考え方だとしても受け入れることが大切です。相手が妥協してくれないときはその理由を聞き、自分が受け入れられないときはその理由を相手に伝えてください。

7.浮気に関してよくある質問

浮気に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.裁判で浮気と認められる境界線は?
A.不貞行為=肉体関係があったかどうかが大きなポイントとなります。不貞行為とは、夫婦・婚約・内縁関係にある男女のどちらかが配偶者以外の異性と自由意志で肉体関係を持つことです。不貞行為をすると貞操義務違反となり、法定離婚事由として認められます。つまり、不貞行為は離婚をする原因として認められるというわけです。裁判では、この不貞行為があったかどうかで浮気の境界線も判断されるでしょう。キスをしたり、手をつないだりしただけでは、裁判上、浮気として認められない可能性が高いのです。

Q.ネット上のつながりも浮気に入るのか?
A.人によっては、SNS上のつながりも浮気とみなすケースがあります。ただ、LINEを気軽に交換したり、TwitterやInstagram・オンラインゲームなどで親しい関係になったりするケースも増えてきているのが現状です。ネット上のつながり=浮気だと考える人は少ないほうだと思っていいでしょう。けれども、やり取りの内容によっては浮気とみなされる可能性も十分にあり得ます。たとえば、ネット上で卑猥なやり取りをしたり、親密なメッセージを送ったりするなどです。実際にあっていなくても、そこから肉体関係を持ってしまう可能性もあります。

Q.浮気で慰謝料請求はできるのか?
A.不貞行為があったという証拠があれば、浮気でも慰謝料請求が可能です。慰謝料の金額は、2人の関係性や浮気をしていた時期・期間などによって異なるでしょう。ただし、前述したように、慰謝料を請求するためには浮気の証拠をつかまなければなりません。裁判で認められる浮気の証拠は、浮気相手と一緒にラブホテルへ入ったり、体の関係を持っていたりすることが分かるような写真・動画・メッセージなどです。

Q.浮気の証拠をつかむ方法は?
A.パートナーの行動を観察したり、追跡したりする方法があります。自由に行動できる時間があればパートナーを尾行するのも可能でしょう。けれども、いつどこで浮気相手と会うのか予想がつきません。ずっと尾行するわけにもいきませんし、浮気相手と会っている場面を直接見ると感情のほうが高ぶってしまいます。その結果、浮気の証拠を確実に押さえることができなくなってしまうケースも多いのです。素人による浮気調査は失敗するリスクがあるため、浮気調査を行っている探偵事務所に依頼したほうがいいでしょう。

Q.探偵事務所選びのポイントは?
A.探偵事務所の中には、いい加減な調査を行ったり、不当な費用を請求したりする悪質な業者が存在しています。悪徳業者に引っかからないようにするためにも、探偵事務所を選ぶ際のポイントを押さえておくことが大切です。どの探偵事務所に依頼すればいいのか分からない方は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 浮気調査の実績があるか
  • どのような方法で調査をするのか説明してくれるか
  • スタッフや調査員の対応が丁寧でスピーディーか
  • 料金体系が明確になっているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
  • 口コミや評判がいいか
  • 探偵業の届出を公安委員会に提出しているか

上記のポイントを踏まえた上で、複数の探偵事務所を比較してみましょう。比較することで悪徳業者を見極めることができます。なお、浮気調査などを行っているアヴァンスでは、無料相談を受け付けているのでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

まとめ

浮気の境界線は人それぞれで、男女や年代の違いなどがあります。人によって浮気の境界線が異なるからこそ、まずはパートナーにとっての浮気の境界線はどこになるのか把握しておかなければなりません。まだ、パートナーの浮気の境界線について知らない方は、共有するところから始めましょう。できれば、パートナーと同じ境界線であることが理想ですが、まったく異なる場合は話し合い、お互いの気持ちを汲(く)み取ることが大切です。浮気の境界線を共有し合うことができれば、より良い関係が維持できるでしょう。