
結婚前に浮気をしてしまう原因と対処法とは?予防法はあるの?
恋人と正式に婚約し、結婚式を挙げるまでの時期はお互いへの愛情が最も高まるときでもあります。
しかし、その反面この時期に浮気をする男性も少なくありません。それはいったいなぜでしょうか?
そこで、今回は結婚前に浮気する原因と対処法をご紹介します。
実は、マリッジブルーと浮気は、深く結びついていることもあるのです。
ですから、ちょっとした心がけで浮気を防ぐこともできます。
また、婚約中の浮気は法律的にどう判断されるのかもご紹介しましょう。
最近、婚約者の言動がおかしいと思っている方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
1.なぜ、結婚前に浮気をしてしまうのか?
まず始めに、結婚前に浮気をしたくなる心理をご紹介しましょう。
結婚は、確かに喜ばしいことです。
しかし、その反面「マリッジブルー」という言葉があるように、心身共に不安定になる人も少なくありません。
1-1.結婚が重荷に感じるようになった
結婚をすると、相手に対する責任が格段に増します。
特に、男性は一家の大黒柱として妻子を守っていけ、といろいろな人にいわれることもあるでしょう。
現在は、昔のように真面目に仕事をしていれば給料が上がっていくということもありません。
ですから、責任感の重さに耐えられずに、浮気をしてしまうことがあるのです。
1-2.婚約者の態度が変わったように感じられたから
恋愛と結婚は違います。
恋愛ではお互いのよい面だけを見ていればよかったのですが、結婚となるとそうはいきません。
長い生涯を共に過ごしていくのですから、悪い面や楽しくない話をすることもあるでしょう。
頭では「結婚とはそういうものだ」と分かっていても、感情がついていかないこともあります。
特に、男性の方が現実と理想のギャップにとまどいがちになるでしょう。
そんなときに、ただ優しくしてくれる女性が目の前に現れると、つい浮気をしてしまうことがあります。
1-3.結婚式の準備でふたりの意見が合わない
今は、地味婚をするカップルが多いですが、それでも結婚式に夢を見ている女性は多いでしょう。
結婚式の主役は新婦です。
プランナーもそのつもりで、女性にばかり意見を求める人もいます。
さらに、出席者の調整や引き出物の決定など結婚式までに決めなければならないことはたくさんあるでしょう。
気持ちに余裕がなくなり、ケンカが増えるカップルも少なくありません。
そんなときに優しい異性に言い寄られると気持ちが揺らぐ人もいるのです。
1-4.結婚すると遊べないと思ってしまう
結婚をすると、配偶者以外の異性と関係を持てば浮気になります。
ですから、「浮気するなら今のうち」と思ってしまう方も一定数いるのです。
また、元カノや元カレから優しい言葉をかけられると、ついふらふらと浮気をしてしまう方もいるでしょう。
さらに、古い考え方の男性が多い職場では、「結婚したら遊べないのだから、今のうちに遊んでおけ」と浮気をけしかける人もいます。
ですから、その場の雰囲気にのまれてつい浮気をしてしまう人もいるのです。
2.婚約中の浮気は罪になるの?
恋人同士の浮気は、「心変わり」と片付けられてしまうことがほとんどです。
現在は自由恋愛が主流ですので、同時に複数の異性と付き合っていたとしても慰謝料などを請求することはできません。
ただし、婚約していると話は別です。
何をもって婚約とするのかは、法的な決まりはありません。
結納を交わしたり職場やお互いの両親に結婚をする意志を伝えたりした時点で、婚約とみなされることが一般的です。
こうなると、たとえ入籍していなくても、浮気は相手への重大な裏切り行為とみなされて慰謝料が発生します。
3.婚約中に浮気が発覚した場合の対処法とは?
では、婚約中に浮気が発覚した場合はどのような対処法があるのでしょうか?
この項でその具体例をご紹介します。
3-1.婚約破棄をする
浮気をされた時点で、相手に対する不信感はこれ以上ないほどに高まっているでしょう。
ですから、不信感を抱いたまま結婚生活を送っても、うまくいかないことが多いのです。
そのため、浮気が発覚した時点で双方の両親や仲人(なこうど)と交えて話し合い、婚約破棄をする人も少なくありません。
婚約破棄をした場合、慰謝料が発生することもあります。
このあたりの話し合いは、弁護士など法律家をはさんだ方がよいでしょう。
また、式場を予約していた場合は、キャンセル料なども浮気した方が払います。
さらに、新居をすでに契約していたり家電を買いそろえていたりした場合は、それらを引き払う手続きも必要です。
もちろん、浮気をしたことは広く知れわたりますし、浮気をした人の評判は一気に落ちるでしょう。
婚約中の浮気の代償はとても高いのです。
3-2.そのまま結婚をする
しかし、ふたりの状況によっては婚約破棄が難しいこともあるでしょう。
結婚は家同士の結びつきでもありますから、周りから説得されることもあります。
その結果、一時の過ちとして、浮気した相手を許し結婚をするカップルもいるのです。
ただし、一度許しを得てしまうと、その人の浮気に対するハードルはぐんと下がります。
また許してくれるだろう、と心のどこかで思ってしまうのでしょう。
ですから、結婚しても浮気をくりかえす傾向にあります。
それを防ぐためには、ペナルティをつけることが効果的です。
相手だけでなく、浮気相手にも慰謝料を請求しましょう。
そうすれば、誰が悪かったかが公的な記録として残ります。
さらに、離婚届に記入をして持っているという方法もあるでしょう。
「次はないよ」と相手にプレッシャーをかけるのです。
そうすれば、浮気の虫も騒ぎ出しにくくなるでしょう。
4.結婚前の浮気を防ぐ方法とは?
結婚前の浮気を防ぐ方法は、「これ」という決め手はありません。
カップルの数だけお付き合いの形があります。
ですから、「こうすれば大丈夫」という王道の方法はないのです。
しかし、浮気が心配だからと相手を束縛しすぎては逆効果。
かえって窮屈すぎて浮気の虫が騒ぎ出します。
また、結婚までの日程には余裕を持っておきましょう。
日程がつまっているほどやることが多すぎて、お互いにすれ違いになります。
さらに、だいたいでいいのでふたりのライフプランを立てましょう。
人は、先の見通しが立たないとより不安になります。
ですから、将来の計画を立てておけば進むべき道も分かり、安心感が増すでしょう。
そのためには、忙しくても話し合いをする時間を持ちましょう。
5.おわりに
いかがでしたか?
今回は結婚前に浮気をしてしまう理由やその対処法をご紹介しました。
30年ほど前までは、女性の社会的な立場は弱く結婚したら家庭に入るのが当たり前だったのです。
ですから、婚約者が浮気をしても見てみぬふりをする女性も少なくありませんでした。
しかし、現在は婚約破棄で経歴が傷つくことはありません。
また、女性も職を持っていることが当たり前なので、退職しない限り結婚しなくても困ることはないでしょう。
大事な局面でやってはいけないことをやってしまう人、というのは同じことをくりかえす可能性が高いです。
ですから、浮気を予防する努力をしたのにもかかわらず浮気をされてしまった場合は、もう一度ふたりの関係を考え直した方がよいことが多いでしょう。
弁護士なども相談に乗ってくれます。