知っておきたい家庭内別居のポイント! やり方や注意点、メリット・デメリット

夫が浮気をしていたら本当にショックです。ショックのあまり、家庭内別居を考える人は多いでしょう。しかし、感情的になりすぎて誤った判断をしてはいけません。後悔しないためにも家庭内別居について詳しく知ることが大切です。

そこで、家庭内別居のやり方や家庭内別居のメリット・デメリット、注意点について説明します。

  1. 家庭内別居のやり方
  2. 家庭内別居のメリット・デメリット
  3. 家庭内別居の注意点

1.家庭内別居のやり方

「夫が浮気をしてもいきなり離婚や別居は無理…」と思っている人は、家庭内別居という方法もあります。家庭内別居は一緒に生活しながら別居状態になることです。ストレスを感じず家庭内別居するためにも、やり方をマスターしておきましょう。

1‐1.自分のパーソナスペースをつくる

家庭内別居のやり方は「夫婦関係の修復」が目的です。夫婦関係の修復を望んでいない場合は、完全に別居したほうが良いでしょう。夫婦関係の修復を目指しているので、慎重にお互いの距離感をとっていかなければなりません。家庭内別居は距離のとり方が難しくなります。よって、適度な距離感を維持するためにも自分の“パーソナルスペース”をつくってください。

夫婦一緒に生活するとなれば、お互い顔を合わせるのも今までどおりです。毎日顔を合わせていればストレスもたまってしまいます。たとえば、寝室をわける、夫と妻で収納スペースを区別するなどパーソナルスペースをつくってくださいね。

1‐2.基本的なマナーや礼儀は守る

夫の浮気のせいで家庭内別居をする場合、感情的になる人は多いです。しかし、家庭内別居で感情的になってしまえば関係が悪化してしまいます。平和に家庭内別居を続けるためには、基本的なマナー・礼儀を守ることが大切です。顔を合わせたら無視をしてはいけませんよ。

一緒に生活しているので同居人としてあいさつは基本です。「おはよう」など、基本的なマナーは必ず守ってくださいね。また、夫が自分のためにしてくれたら「ありがとう」と伝えることも大切です。親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、家庭内別居の夫でも礼儀は大切になります。

1‐3.お互いにできることを「役割分担」する

実際に、家庭内別居をしている夫婦は何もかも別々にしています。しかし、家庭内別居であってもすべて別々にする必要はありません。大切なのは“ほどよい距離感”です。すべて別にしてしまえば、お互いの接点がなくなってしまいます。余計に2人の距離感が離れてしまい、完全にコミュニケーションがとれなくなってしまうでしょう。

家庭内別居のやり方で大切なのは、お互いできることを「役割分担」することです。たとえば、食事は別々でも夫のごはんもつくる、休日は夫が洗濯物をとりこむなど、役割分担をしてください。家庭内別居で関係を修復するには、お互いできることをわかち合うことが大切なのです。自分でしっかり割り切り、夫との家庭内別居をすすめていきましょう。

家庭内でも別居はできるんですね。
はい。お互いに相手をルームメイトと思い、干渉せずに過ごすことが大切です。

2.家庭内別居のメリット・デメリット

2‐1.家庭内別居のメリットは「経済面」

本当は夫と別居したいけれど、経済的な面で別居できない妻は多いです。離婚・別居となると、これから1人で生活しなければなりません。今まで夫婦の収入で成り立っていた分、収入が一気に少なくなるでしょう。離婚・別居した場合、ほとんどの女性が働きに出ています。さらに、子どもがいる場合はお金がかかってしまうものです。

よって、家庭内別居を選択する人は「経済面」をメリットととらえています。離婚・別居をする前に、経済面が確保できるかどうか考えなければなりません。経済面が不安な人は家庭内別居が良いでしょう。家庭内別居は一緒に生活しつつも別居状態になります。しかし、経済面は非常に安定するのです。

2‐2.子どもに悪影響を与える、ストレスを感じる

家庭内別居といっても一緒の空間で生活するため、相手と顔を合わせる機会が多いでしょう。夫の顔を見たくない場合、顔を合わせるたびにストレスを感じてしまいます。一緒にいる空気に耐えることができないのです。家庭内別居を続けていても苦痛を感じてしまいます。

また、大きなデメリットになるのが「子どもへの悪影響」です。一緒に生活していても変化した空気に子どもは気づきます。大人は気づかないと勝手に思うでしょう。しかし、子どもは両親の関係にとても敏感です。少しの変化でもすぐに子どもは気づきます。両親のぎこちない関係に子どもは気をつかい、ストレスを感じるでしょう。子どもの精神にも悪影響をもたらすので注意しなければなりません。

子どもがいる場合は、どうしてもデメリットが出てくるんですね。
はい。ですから、家庭内別居は期限付きで行うのがおすすめです。

3.家庭内別居の注意点

3‐1.子どもの様子をきちんと確認する

家庭内別居をする際、注意点をきちんと把握することが大切になります。子どもがいる場合は特に注意が必要です。気づかないうちに子どもの心が傷ついている恐れもあります。家庭内別居しながら子どもの様子もきちんとうかがってください。夫婦の不仲によって、子どもの心にも変化が訪れるでしょう。

学校や家庭のそとで変化が訪れた場合、親がサポートしなければなりません。実際、家庭内別居によって子どもが問題行動を起こすケースも多いです。問題行動だけでなく、体調不良になる可能性もあります。家庭内別居を始める前に、子どもにとっていい環境かどうか改めて考えることが大切です。子どものためにも、夫としっかり話し合う必要があるでしょう。

3‐2.探偵事務所に相談する

家庭内別居をするとき、1人でかかえこんでしまう人が多いです。1人で悩みをかかえこんでしまえば、ストレスを感じてしまいます。過剰なストレスによって最終的に離婚をした夫婦も多いです。よって、絶対に1人でかかえこんではいけませんよ。誰にも相談できない場合は、探偵事務所に相談してください。夫の浮気が確定していない場合は、探偵事務所に浮気調査を依頼しましょう。

浮気が確定していないまま家庭内別居をしては意味がありません。もし、夫が浮気をしていなかったらただのとりこし苦労になります。よって、本当に浮気をしているかどうか調べてください。探偵事務所であれば、徹底的に調査をしてくれるので安心です。夫の行動や浮気の証拠写真も確保してくれるでしょう。証拠となる写真や動画は大切なものになります。

また、家庭内別居についてのアドバイスももらえるでしょう。家庭内別居中に不貞行為があった場合の慰謝料請求など、細かいところまで知識を身につけることができます。ぜひ1度探偵事務所に相談してみてはいかがでしょうか。

子どものケアをしっかりすることが大切なんですね。
はい。そして、これからのことも考えて計画を立てましょう。

まとめ

家庭内別居のやり方やメリット・デメリット、注意点について説明しました。夫の浮気を疑っている段階であれば、浮気調査を探偵事務所に依頼してください。夫の浮気を明確にしたうえで家庭内別居を考えなければなりません。また、家庭内別居で夫婦の関係を修復したいのか、自分の気持ちと向き合うことも大切です。

  • 自分のパーソナルスペースをつくる
  • 基本的なマナーや礼儀は守る
  • お互いにできることを「役割分担」する
  • 家庭内別居のメリットは「経済面」
  • 子どもに悪影響を与える、ストレスを感じる
  • 子どもの様子をきちんと確認する
  • 探偵事務所に相談する

以上のポイントは要チェックです。家庭内別居を始める前に、基本的なやり方と注意点をきちんと把握してくださいね。ポイントとコツをふまえておけば、平和な家庭内別居ができるでしょう。