モラハラ妻とは離婚するしかないのか?被害例と対策を知ろう!

夫のモラハラに悩む女性が多いのと同じように、モラハラ妻に苦しんでいる男性が増えてきていることをご存じでしょうか? 妻のモラハラがひどくて帰宅恐怖症になる男性も少なくありません。モラハラが原因で離婚する夫婦もいるのです。あなたもモラハラ妻の被害者になる前に、対策を考えておかなければなりません。

「妻のモラハラがひどい」「モラハラ妻にどう対処すればよいのか?」「モラハラを理由に離婚したい」そんな人たちのために、よくあるモラハラ被害例やモラハラ妻への対処法、離婚についてまとめてみたいと思います。

  1. よくあるモラハラ被害例
  2. モラハラ妻への対処法
  3. モラハラを理由に離婚できるのか?

1.よくあるモラハラ被害例

妻の態度がひどくても、本当にその行為がモラハラであるか分からないという人は多いでしょう。
まずは、よくあるモラハラ被害例をご紹介します。

1-1.価値観の違いを理解してくれない

妻のモラハラ行為としてよくあるのが「価値観の違いを理解しようとしない」という例です。
夫婦はもともと他人同士。
価値観が違うのは当然のことです。
その違いを埋め合いうまくやっていくのが夫婦というものでしょう。
しかし、モラハラ妻は違います。
自分と価値観の違う夫のことを理解しようとしないのです。
そして、「あなたの言っていることはおかしい」と、事あるごとに夫をののしるようになります。

1-2.夫を見下す言動

夫を支配して見下す言動をとるモラハラ妻も少なくありません。
夫よりも腕力が強く稼ぎが多い妻はあまりいないでしょう。
そんな妻が夫を支配するために使う方法が、相手に罪悪感を持つようにすること。
そして、夫を自分より下の立場に置いて、支配しようとします。
夫には食事を作らず、まともなお小遣いも渡さない。
その一方で、自分は高級ランチに出かける、ブランド品を買うなどの場合は、このタイプのモラハラ妻と言えるでしょう

1-3.「自分は被害者だ」という思い込み

「自分は被害者だ」という思い込みを持つ妻の言い分はこうです。
「あなたのような役に立たない人と結婚して、人生が台無しになった」…。
妻としては、夫に一生を償ってもらわなければ気が済みません。
そして、勝手に家庭のルールを作り、夫を操ろうとするのです。
たとえば、以下のような被害例があります。

  • 食事を作ってもらえない
  • 「役に立たない」「給料が安い」と言われる
  • 話しかけても無視
  • すべて指図される
  • 脅迫される

2.モラハラ妻への対処法

では、夫はモラハラ妻にどう対処すればよいのでしょうか。

2-1.反論せずに聞き流す

モラハラ妻にひどいことを言われたら、もちろん反論したくなりますよね。
「言われっぱなしでは気が済まない」という男性も多いでしょう。
しかし、モラハラを行う人は、基本的にプライドが高いのです。
そして、相手のことを下に見ています。
そのような相手から反論を受けた場合、モラハラ妻は異常なほどの怒りを覚えることになるでしょう。
そして、その怒りがさらなるモラハラ行為を生み出すことになってしまいます。
妻と離婚するつもりがないなら、反論せずに聞き流すのが一番の対処法です。
最も傷が浅く済むでしょう。

2-2.暴力だけはNG

人格を否定するようなひどいことを言われると、妻を殴りたくなることもあるでしょう。
しかし、暴力だけは絶対にやってはいけません。
基本的に、男性は女性より腕力が強いのです。
その男性が女性に暴力をふるってしまうと、妻の方が夫のDVを主張するようになるでしょう。
そして、さらにモラハラは悪化します。
いずれ離婚を考えているにしても、ひとたび暴力をふるってしまうと確実に男性が不利になってしまうでしょう。

2-3.ストレス解消法を見つける

残念ながら、モラハラを行っている張本人には、あまり自覚がありません。
「夫にひどいことをしている」という意識はないのです。
そのような相手のことを、深刻に考える必要はありません。
適当に受け流すことを覚え、自分なりのストレス解消法を見つけるのが一番でしょう。
自分を守るために、楽しみを見つけてください。
定期的にそのストレス解消法を楽しむことで、モラハラ妻のことを頭から追い出してしまいましょう。

3.モラハラを理由に離婚できるのか?

最後に、モラハラを理由に離婚する方法についてご紹介します。
「もう耐えられない」と思っている人は、ぜひ参考にしてください。

3-1.妻のモラハラは離婚理由になる

結果から言うと、妻のモラハラを理由に離婚することは可能です。
ただし、離婚が成立するまでに問題がたくさん出てくるでしょう。
まず、妻がモラハラを否定している場合、調停では証拠が必要になります。
モラハラの定義は非常に難しく「単なる夫婦喧嘩(げんか)」として扱われてしまうこともあるのです。
つまり、離婚を検討しているなら、妻がモラハラ行為をしている「証拠」を残しておかなければなりません。
証拠集めは長期戦になる覚悟で行いましょう。
以下を参考にしてください。

  • 暴言をメモに残しておく
  • 妻の言動をICレコーダーで録音しておく
  • どのような状況でいつからいつまで責められたのか記しておく

3-2.「まずは別居」という方法も

モラハラ妻が離婚に応じない場合、話し合いは長期化するでしょう。
「1日も早く離婚したい」という気持ちも分かりますが、まずは別居して距離を置いてみてはいかがですか?
お互いに冷静になることで、話し合いの道筋が見えてくる可能性もあるでしょう。
たとえ進展がなくても、長期にわたる別居は「婚姻を継続しがたい重大な事由」に当たります。
実際に離婚する際に、スムーズにすすむことになるでしょう。

3-3.子供がいる場合どうなる?

問題は、子供がいる場合です。
通常は、よほどの理由がない限り母親が親権を持つことになるでしょう。
「妻のモラハラで離婚する場合、父親が親権を持つことはできるのか…」と不安な人も多いと思います。
簡単なことではないでしょう。
時間もかかります。
しかし、妻のモラハラが長期的に行われていたことが証明できれば、父親が親権を持つことも可能なのです。
1人で悩まずに、まずは法律の専門家に相談してみてはいかがでしょうか?

まとめ

モラハラ妻への対処法をご紹介しました。

  • よくあるモラハラ被害例
  • モラハラ妻への対処法
  • モラハラを理由に離婚できるのか?

「妻のモラハラに悩んでいる」「モラハラ妻への対処法を知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。