身近な人が行方不明に! 捜す方法が知りたい。

配偶者・子ども・友人。身近な人が突然いなくなったら? 突然姿を消すことを、失踪とも、行方不明とも呼びます。どのような理由で行方がわからなくなったのか、それも捜し出す上で、重要なポイントとなるでしょう。
心当たりがある場合を除いて、行方がわからなくなった人を捜し出すのは大変困難を極(きわ)め、自分ひとりでは限界もあるはずです。
事故や事件に巻き込まれているかどうかでも、警察が関与して捜索活動を開始するきっかけになります。
大切な人がいなくなってしまった場合、どのようにして捜し出せばいいのでしょうか? 

  1. 行方不明になる理由
  2. 行方不明になった場合にするべきこと
  3. 行方不明者を捜す方法
  4. まとめ
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1.行方不明になる理由

行方不明になったり、失踪したり、突然姿を消してしまうことは、周囲の人からすればどのような理由であれ、事件が発生したのと同じくらいの衝撃が走ります。
いくら周囲が脅威に感じていても、事件性がなければ警察はなかなか捜査を始めようとしないものです。もどかしいことではありますが、日本の行方不明者は年間でおよそ8万人ともいわれています。行方不明になったからといって、すべての事案について捜査していると、とても警察の手には追えないのが現状です。
どのような理由で行方不明になったかも、警察を動かしたり、行方を追ったりするために、重要な意味を持っています。

1-1.自分の意思で失踪している

自分から失踪している場合には、金銭トラブルが大きくかかわっていることもあるでしょう。借金の返済が滞り、返済の目処(めど)が立たずに逃げてしまう場合です。夜逃げともいわれています。金融業者から逃れるように身を隠しているため、思い当たる場所にいないケースも多く見られ、捜し出すまでに時間がかかりそうです。
浮気や不倫による駆け落ちも考えられ、この場合はほかのパートナーとともに失踪している可能性が高いといえるでしょう。浮気や不倫の痕跡を探ることが、捜し出すきっかけになるかもしれません。
鬱などの精神状態が不安定なケースで、現実から逃避するように失踪するケースも珍しくないでしょう。自暴自棄になっている場合、命の危険も危ぶまれることも。なるべく早い発見が望まれます。
自らの意思に基づく失踪の場合、警察は民事不介入の原則により、捜索願いは受け付けますが、基本的に動いてはくれません。

1-2.事件事故に巻き込まれている

事件事故に巻き込まれている可能性が強い場合、警察が出動して捜索を開始します。しかし、それにも確実な証拠がなければ難しいこともあるようです。
事件事故に巻き込まれているものとして考えられるのは、誘拐・拉致監禁・遭難などがあげられます。誘拐の場合には、犯人から何か要求や指示があったなど、それを証明する要素が存在することも、警察を動かすポイントです。
原則として、警察が捜査を開始するのは、事件が発生してからと考えておきましょう。社会問題となっているストーカー事件でも、幾度も被害者が相談していたにも関わらず、事件に至っていないために捜査が開始されずに、殺害されてしまうような事件が相次いでいます。そのくらい、警察に捜査協力を要請することが難しいと考えておきましょう。

1-3.災害

東日本大震災時に多くの行方不明者が発生しましたが、災害による行方不明者も大勢います。この場合は理由が明確であるため、消防や警察による捜索が速やかに行われますが、災害時は都市機能そのものが麻痺(まひ)しているケースが多く、時間もかかり、スムーズに発見に至るとは限りません。
津波のように遠くへ流されてしまうような場合、行方を捜すのが困難になる可能性も考えられるでしょう。

2.行方不明になった場合にするべきこと

行方不明になったと気づいたら、周囲の人がさまざまな証拠を集め、情報をできる限り収集しておくことが、捜し出すきっかけとなります。いなくなってしまったことでパニックになってしまうはずですが、残されているものの中に見過ごしてしまっている要素や発見につながるキーワードがあるかもしれません。
それらをしっかり集めておくことで、どこへ行ってしまったか、あるいはその理由をしるポイントとなり、発見を早めることにつながることでしょう。しておくべきをご紹介します。 

2-1.冷静になる

一番大切なことですが、パニックにならずに冷静さを保つことです。冷静さを欠いてしまうと、普段とは違っていた様子や失踪する直前の出来事などがきちんと思い出せず、捜し出せる可能性を低下させてしまいます。
失踪当時の様子や服装、持ち物や性格など、第三者にきちんと説明できるようにしておきましょう。この判断が狂ってしまうと、見当違いな方向で捜索を行う結果となり、無駄な努力ばかりして発見そのものを遅らせてしまう可能性もあります。
冷静さは、すべての事案で大切です。

2-2.行方不明者本人の気持ちになってみる

行方不明になったからには、何か原因があります。事件や事故以外の、自分からいなくなったと思われる要因であれば、本人の置かれていた状況を振り返ってみるといいでしょう。
どのような職場で、どのような悩みを抱えていたか、対人関係でのトラブルはなかったか、精神状態はどうだったかなど、本人の気持ちになって考えてみることが大切です。
実際に、日常生活を送っていた環境を覗(のぞ)き、暮らしぶりを確認してみるといいでしょう。書き置きやメモなども参考になるはずです。

2-3.最後に会ったときのことを思い出す

人の記憶にはあやふやな部分が多く見られます。普段の何気ない行動は、特に記憶が薄れがちです。もしも、最後に会ったときのことを思い出せるのであれば、忘れないうちに少しずつでも書き留めておくことが大切でしょう。
書き留めていくうちに、普段とは違っていた言動や何気ない仕草などが、徐々に思い出されることもあります。
何よりも、記憶より記録を残すことです。

3.行方不明者を捜す方法

行方不明だと感じた場合、一刻も早く捜し始めることがポイントです。時間が経過すればするほど、人の記憶もあやふやになっていきますし、行方不明者本人も移動を重ねて居所を掴(つか)みにくくなってしまいます。
できるだけ早く捜索を開始するようにしましょう。自分で捜索する場合でも、警察への捜索願いは早い段階で届け出を済ませてください。捜索願い届け出時に、警察からの聞き取り調査がありますので、記憶が鮮明なうちに覚えていることを伝えておけば安心です。

3-1.自分で捜索する方法

一番早く開始できる方法は、自分で捜索することです。行方不明になっていても、まだ自宅近くにいるケースもあります。心当たりのある場所を、徹底的に調査してみることです。職場・自宅・出入りしているお店など、普段立ち寄っている場所に足を運ぶことで、発見につながる証拠や情報を得ることができます。入手した証拠や情報が、次の展開につながっていくことも期待できるでしょう。
SNSなどが普及し、インターネットでの情報発信が一般的となってきました。行方不明者本人がそうしたものを利用していたならば、インターネットで名前を検索してみると、特定できる要素を見つけられる可能性もあります。

3-2.広告媒体やチラシを活用する

自分で捜索する場合に、情報は幅広く得るようにしましょう。チラシや広告媒体を活用し、見かけた人がいないか、当時のことをしる人がないか、情報提供を呼びかけることが大切です。
これで得た情報がきっかけで、警察の捜査協力を得られるきっかけにもなる可能性もありますし、目撃情報が多数寄せられれば、捜索範囲を絞って捜すこともできます。

3-3.第三者機関に捜索を依頼する

自分での捜索には限界があります。情報提供を呼びかけ続けることは大切ですが、捜索する時間が長引けば長引くほど、発見が遅れてしまう可能性も。
第三者機関へ捜索を依頼することも選択肢に入れておきましょう。警察への捜査協力要請はもちろんですが、警察は事件化しないと、なかなか動いてくれません。一方、専門の捜索機関や探偵事務所を利用するのも一つの方法です。家出人や失踪者の捜索を専門に扱っていますので、独自の調査方法と経験で発見へ導いてくれるでしょう。
ただし、費用がかかるのでご注意ください。費用の目安は、それぞれの機関で異なります。

4.まとめ

いかがでしたか? 行方不明者の捜索についてご紹介しました。

  • 行方不明になる理由
  • 行方不明になった場合にするべきこと
  • 行方不明者を捜す方法

身近な人が突然姿を消したときは、きっとパニックになってしまうはずです。しかし、冷静に当時の状況や本人の衣類や持ち物、精神状態などを振り返ることで、発見に近づく可能性が高まります。
行方不明者を専門に捜している機関を利用すると、早期発見につながるかもしれません。