探偵に依頼できる仕事内容は? 探偵業者を選ぶ際のポイントと注意点

「探偵に依頼できる仕事内容は何なのか」「探偵業者を選ぶ際、どのような点に気をつければいいのか?」など探偵へ調査を依頼する際に悩んでいる方は多いでしょう。探偵にも依頼できる・依頼できない仕事内容があります。また、中には、きちんと調査をせずに高額な費用を請求してくる悪質な探偵業者が存在しているので注意しなければなりません。

そこで、本記事では、探偵に依頼できる仕事内容や依頼時の注意点などを解説します。

  1. 探偵に依頼できる仕事内容
  2. 探偵に依頼できない仕事内容
  3. 探偵に必要な資格と依頼時の注意点
  4. 探偵業者を選ぶ際のポイント
  5. 探偵の仕事内容に関してよくある質問

この記事を読むことで、探偵業者を選ぶ際のポイントも分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.探偵に依頼できる仕事内容

まずは、探偵に依頼できる仕事内容をチェックしておきましょう。

1-1.依頼を受けて調査する

探偵の主な仕事は、依頼を受けてさまざまな調査を行います。よくある調査としては、浮気調査・素行調査・人物信用調査・家出調査などです。この中で最も依頼が多いのは、浮気調査だといわれています。自分の代わりにパートナーが浮気をしているか調べてもらいたい・浮気の証拠を押さえて裁判の材料に使いたいという方が、探偵に依頼するケースがほとんどです。素行調査であれば、婚活パーティーで出会った人の経歴や仕事を調査し素行を明らかにします。依頼内容は多種多様ですが、人間関係がらみの調査がメインといえるでしょう。

1-2.そのほかの依頼できる仕事内容

探偵ができる仕事は、浮気調査や素行調査だけではありません。そのほかにも、以下のような調査が可能です。

  • 嫌がらせ調査:誹謗(ひぼう)中傷・迷惑行為といった嫌がらせの事実を調査。いつ・どこで・誰が・なぜ行うのかを調べる
  • ストーカー対策調査:ストーカー行為の証拠を押さえ、ストーカーの素性を明らかにする
  • 盗撮器・盗聴器探し:自宅や指定の場所に盗撮器・盗聴器がないか、設置した人物の素性を明らかにする
  • 企業の信用調査:対象企業の経営状態や実態を調査する

1-3.探偵業法で認められている範囲内

基本的に、探偵は探偵業法で認められている仕事内容であれば引き受けることができます。たとえば、調査対象者の聞き込み・尾行・張り込みなどです。依頼を受けて調査を行い、その結果によっては警察を動かせることもできます。

2.探偵に依頼できない仕事内容

ここでは、探偵に依頼できない仕事内容を解説します。

2-1.違法行為

前述したように、探偵は探偵業法で認められている範囲内であればOKですが、探偵業法に違反するような行為はNGとされています。つまり、違法行為の可能性がある調査は、基本的に依頼できません。なお、探偵業法の第6条には「違法行為や、人々の平穏な生活や権利を侵害するような行為をしてはならない」と明確に定義されているのです。主な違法行為としては、以下のような調査があります。

  • 特定の人物を退職させる工作
  • ストーカーなどに加担する調査
  • 出身地・国籍・宗教など差別につながる調査
  • 口座残高・クレジットカード・借金の残高調査

上記のように、調査対象者が不利益を被ると分かっている調査も違反となります。

2-2.探偵ができる調査の範囲も限られている

探偵業法によって、探偵ができる調査の範囲も限られています。たとえば、浮気調査の場合、浮気相手の素性を明らかにしたり、浮気の有無を確認したり、調査対象者の普段の様子を監視したりすることは可能です。ですが、パートナーのスマホの中身を確認したり、別居中の相手の家に侵入したりすることはできません。探偵は尾行や追跡を認められていますが、個人のプライバシーを侵害するような調査は違法行為とみなされます。そして、別居中の相手の家に無断侵入すると住居侵入罪または建造物侵入罪にあたる可能性があるのです。

2-3.違法行為をしている探偵業者に要注意!

正直な話、違法行為をして調査を行っている悪質な探偵業者が存在しているので注意が必要です。探偵業法を少し違反しても大丈夫と思っていたり、調査中に勢い余って違反してしまったりするなどさまざまなケースがあります。「探偵が違法行為をしたから自分は関係ない」と思われがちですが、探偵だけでなく依頼者が責任を問われることもあるので注意しなければなりません。

3.探偵に必要な資格と依頼時の注意点

ここでは、探偵に必要な資格と依頼時の注意点について説明します。

3-1.探偵に資格は必要ない

探偵になるために、必要な資格は特にありません。誰もがすぐに探偵を始めることはできるため、不正を働く探偵業者が出現しているのです。優良の探偵業者には、さまざまなスキルや資格を持っている調査員が在籍しています。資格が必要ない探偵であったとしても、スキルや資格を持っていたほうが調査に役立てるからです。たとえば、以下のようなスキル・資格があります。

  • 運転免許
  • 撮影技術
  • 尾行・張り込みのスキル
  • パソコン技能
  • 法律の知識や資格

3-2.探偵業を営むためには届出が必要不可欠

探偵業を始めるためには、各都道府県の公安委員会に営業の届出が必要とされています。探偵業開始届出書類を提出し、その届出が受理されれば届出番号のついた探偵業届出証明書が交付される仕組みです。これは、探偵に必要な資格ではありませんが、探偵業を営むためには必要な証明書となります。そのため、探偵業者に依頼する際は、届出番号がホームページ等に記載されているか、事務所に探偵業届出証明書が掲げられているかをチェックしてください。探偵業届出証明書が掲示されていない場合は、悪徳業者の可能性が高いので注意が必要です。

3-3.料金体系が明確になっているか

探偵に依頼する際は、料金体系が明確になっているかを必ず確認してください。「探偵に依頼すると高額になるのでは……」と不安を抱えている方は多いでしょう。中には、最初は安く見積もりを取っておいて、調査後に追加費用として高額な費用を請求してくる悪徳業者が存在しています。実際に、悪徳業者と金銭トラブルに発展したケースも起きているため、依頼前に料金体系や見積書の内容はしっかりと確認しておかなければなりません。念のために、追加費用が発生するケースなども事前に確認しておくといいでしょう。

4.探偵業者を選ぶ際のポイント

ここでは、探偵業者を選ぶ際のポイントを解説します。

4-1.スタッフや調査員の対応に注目!

前述したように、探偵業届出証明書の有無はもちろんのこと、スタッフや調査員の対応にも注目してみてください。不正を働く悪質な探偵業者は対応が悪いところが多く、質問をしても丁寧に答えてくれないケースがほとんどです。どのような方法で調査をするのか、何人で調査をしてくれるのか、総額でいくらぐらいの費用がかかるのかなど、詳しく説明してくれない探偵業者には注意してください。どのような質問にも分かりやすくて丁寧に答えてくれるところに依頼しましょう。

4-2.調査の実績があるか

探偵業者のホームページをチェックし、どのような調査を行っているのか確認してみてください。きちんと調査をしてくれる探偵業者ほど、調査内容やサービス内容などが詳しく記載されています。また、調査の実績があるかも要チェックポイントです。さまざまな調査を行ってきた探偵業者ほど、スピーディーな対応で知識が豊富な傾向があります。このケースの場合はこうしたほうがいいと適切なアドバイスをしてくれるでしょう。逆に、不正を働く悪徳業者は実績がないので、適当に言い分をつけては調査を急かす傾向があります。

4-3.無料相談や無料見積もりを行っているか

探偵業者を選ぶ際は、無料相談や無料見積もりを行っているかもチェックしておきたいポイントです。たとえば、優良業者は経験豊富な相談員(調査員)が親身になって話を聞いてくれますが、悪質な業者は適当に受け流す傾向があります。また、女性の依頼者のために、女性の相談員が対応してくれるところもあるので、安心して悩みを打ち明けることができるでしょう。親身になって話を聞いてくれる探偵業者なら、自分の気持ちを整理できますし、ゆっくりと検討することも可能です。

4-4.電話・メールで現状報告を行っている「探偵社アヴァンス

探偵社アヴァンスでは、安心の無料相談や無料見積もりを受け付けているほか、1時間ごとに電話・メールで現状報告を行っています。調査中の状況をリアルタイムで報告しているからこそ、依頼者も常に現場の状況が把握でき、調査の打ち切りの判断もしやすくなるというわけです。納得できる調査結果が得られた際に打ち切ることができれば、調査費用の節約にもつながります。また、希望の方には同伴調査が可能なケースもあるのでぜひ一度ご相談ください。

5.探偵の仕事内容に関してよくある質問

探偵の仕事内容に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.探偵業法に定められた義務とは?
A.探偵業法では、以下のような義務が定められています。

  • 秘密保持の義務
  • 契約時の書面交付の義務
  • 契約時の重要事項の説明義務
  • 個人の権利利益を侵害する行為の禁止
  • 犯罪行為・差別・そのほか違法行為につながる調査の禁止

上記の内容は、探偵として働く上での基本となります。探偵業に限らず、業務で知り得た情報は第三者に漏らしてはいけません。探偵に依頼する際、情報が漏えいするのでは……と不安になる人もいるでしょう。けれども、探偵業法によって守秘義務は絶対です。守秘義務に違反すると、探偵には故意か否かに関係なく罰則が科せられることになります。

Q.探偵に依頼するメリットは?
A.プロに調査してもらえることです。実績のある探偵に依頼すれば、スピーディーかつ的確に知りたい情報をつかむことができるでしょう。たとえば、浮気調査の場合は、調査対象者が浮気相手と会っている現場を写真または動画として証拠を押さえることも可能です。また、浮気相手がどういう人でどのようなことをしているのか、素人では調べられない内容も分かります。調査費用はかかりますが、自分で調査するよりも安心です。

Q.興信所と探偵業者の違いは?
A.大きな違いはありません。興信所も探偵業者もさまざまな調査を行っています。ただ、それぞれの成り立ちが大きく異なるところが特徴といえるでしょう。探偵業者は個人の素行調査や身元調査を中心に行ってきましたが、興信所はもともと取引先企業の信用調査などを得意としていました。現在では、興信所も個人を対象に調査を行っていますが、元は企業が対象だったようです。

Q.探偵に認定資格はあるのか?
A.あります。主な認定資格は、探偵調査士検定と探偵業務資格認定です。
探偵調査士検定は、探偵業の届出を行った人が対象となっています。毎年1回実施されており、筆記試験・技能試験と講習を受けて資格取得が可能です。そして、探偵業務資格認定は、探偵業務取扱者・探偵業務取扱主任者・探偵業務指導教育責任者・探偵業務管理責任者と4つの区分に分かれています。これらは、探偵のスキルや経験を客観的に測る指標ともいえるでしょう。

Q.探偵に依頼すると費用はいくらぐらいかかるのか?
A.参考として、探偵社アヴァンスの費用を下記にピックアップしました。

素行・行動・浮気調査の費用

  • 1日お試しパック(4時間):57,200円(税込)
  • 4日パック(16時間):246,400円(税込)
  • 6日パック(24時間):356,400円(税込)
  • 8日パック(32時間):457,600円(税込)

結婚・人物信用調査

  • 個人信用調査(借金・破産歴等):88,000円(税込)
  • 結婚調査(釣書の確認調査):275,000円(税込)
  • 結婚調査(釣書の確認調査+本人及び家族の風評調査等):418,000円(税込)

まとめ

探偵に依頼できる仕事内容は、浮気・不倫調査や素行調査などの聞き込み・張り込み・尾行がメインです。これらの行動は探偵業法によって認められています。しかし、人々の平穏な生活や権利を侵害するような違法行為はNGです。中には、違法行為をしている悪質な探偵もいるので注意しなければなりません。依頼前に、どのような調査をしているのか、下調べをする必要があります。スタッフや調査員の対応が悪い探偵がいるところは悪徳業者の可能性があるため、十分に注意しておきましょう。