DVの対策を知りたい! 主な相談窓口や証拠を集める方法を詳しく紹介!

「パートナーからDVを受けているので、具体的な対策を知りたい」「DVを訴えたいけど、どんなことが証拠になるのだろう」とお考えではありませんか? リモートワークやステイホームが浸透する中、DVが深刻な問題になっています。DVの被害に遭ったら、一刻も早く逃げ出すことが重要です。そのためには、DVの客観的な証拠を用意する必要があります。しかし、どんな方法で証拠を集めるとよいのか、どこに相談すればよいのかなどよく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、DVの対策について詳しく解説します。

  1. どんな行為がDVになる?
  2. DVの相談窓口
  3. DVの証拠となるものは?
  4. DVの証拠を集める方法は?
  5. DVの対策に関するよくある質問

この記事を読むことで、DVの対策方法や証拠を集める方法がよく分かります。パートナーからのDVでお悩みの人は、記事を読んでみてください。

1.どんな行為がDVになる?

最初に、どんな行為がDVになるのか詳しく見ていきましょう。

1-1.身体的暴力

DVの一つに、身体的暴力があります。殴る・蹴る・はたく・つねるなど直接手を出されるものから、熱湯をかけられる、タバコの火を押し付けられる、きつく縛り上げられるなど、さまざまです。アザやヤケド・切り傷など身体的暴力により負った傷は、必ず写真や動画で記録しておきましょう。打撲など目に見えづらいものも、医療機関を受診することで証拠を残すことができます。

1-2.精神的暴力

精神的暴力も、DVでよくあるパターンです。身体的暴力では分かりやすい証拠が残りやすいため、あえて精神的暴力を行うケースもあります。精神的暴力とは、暴言をはかれたり無視されたりすることなどにより、精神的に追い詰められてしまうことです。DVで精神的暴力を受けた人は、回復まで長い時間がかかりがちなのも大きな問題といえます。

1-3.性的暴力

パートナーからのDVでは、性的暴力も多く見られます。夫婦や恋人であっても、相手の承諾なしに性的な関係を結ぶことは許されません。また、避妊に協力しないことも、立派な性的暴力といえます。性的暴力は、DVの中でも他人に相談しづらいことが多く、見逃がされがちです。しかし、DVを受けている本人にとっては相当な苦痛であり、早急に対策する必要があります。

1-4.経済的暴力

経済的暴力も、DVの一つです。十分な収入があるのに、パートナーから渡される活費が極端に少ない、自分の私物を購入することを許してもらえないなどがあります。特に、妻が専業主婦である場合に多く見られるのが特徴です。中には、子どもの教育費を出してもらえないケースもあります。経済的暴力は精神的DVにつながり、日常生活に大きな支障をもたらす点でも悪質といえるでしょう。

1-5.社会的暴力

社会的暴力も、DVで見逃がせないものです。具体的には、外出やほかの人との交流を制限・禁止したり、電話やメールの内容を細かくチェックしたりなどがあります。社会的暴力は、経済的暴力や精神的暴力と密接につながっているのも特徴です。社会的暴力を行う人はDVをしている自覚に乏しく、中には、束縛することを愛情表現だと勘違いしているケースもあります。

2.DVの相談窓口

DVの相談窓口について、詳しくご紹介します。

2-1.内閣府男女共同参画局の女性応援ポータルサイト

DVの相談窓口の一つに、内閣府男女共同参画局の女性応援ポータルサイトがあります。内閣府男女共同参画局の女性応援ポータルサイトでは、DVの悩みを相談できる窓口が対象者や内容ごとに詳しく紹介されていて便利です。最近では、女性から男性へのDVも深刻化していることもあり、男性が利用できる相談窓口も増えています。

2-2.自治体ごとの相談窓口

DVの被害に遭ったら、自治体ごとの相談窓口に相談することが可能です。多くの自治体には、DVの被害者が気軽に相談できるよう、専用の相談窓口を用意しています。自治体ごとの相談窓口に相談し、DVの内容が特に悪質と判断された場合は、すぐに保護シェルターに入居できることもあるでしょう。

2-3.弁護士事務所

弁護士事務所でも、DVの相談を受け付けています。弁護士事務所では、法律の専門知識に基づいてどんな対策方法があるか、詳しく教えてもらえるのがメリットです。また、DV被害に対する慰謝料請求や離婚調停・離婚訴訟などの際に、心強い味方になってもらえるでしょう。ただし、弁護士事務所ではDVの調査を依頼できません。まずは、DVの証拠を用意してから相談することが必要です。

3.DVの証拠となるものは?

DVの証拠となるものには、どんなものがあるでしょうか。

3-1.ケガを撮影した写真

DVの証拠となるものの一つに、DVによるケガを撮影した写真があります。誰が見ても明らかにDVによるものと判断できれば、有利な証拠となるでしょう。ケガをした場所はすべて、さまざまな角度から撮影しておくことがポイントです。また、なるべくフィルムカメラで記録を残しておくことをおすすめします。スマホやデジタルカメラで撮影した場合、後から修正可能なため、証拠として弱いことがあるからです。

3-2.音声もしくは動画での記録

音声もしくは動画でDVを記録したものも、DVの有利な証拠になります。写真よりも編集しづらいことから、DVを証明するのに決定打となることも多いでしょう。中でも、明らかに暴言をはいたり、暴力を振るったりするところが鮮明に記録されていれば、何より強力な証拠になります。反対に、音声があやふやだったり、映像が障害物などでよく見えなかったりするものは、証拠として不十分と判断されることもあるでしょう。

3-3.DVの被害を記録した日記

DVの被害を記録した日記も、DVを受けた証拠として採用されることがあります。中でも、具体的な日付やどんなDVを受けたか細かく記録してあるものは、有利になるでしょう。何らかの事情により、写真を撮影できない、動画や音声での記録が残せないといった場合でも、あきらめずに日記に記録し続けることが大切です。なお、紙の日記に記録するのが一番ですが、パートナーに見つかって廃棄されることもあるので、同時にデジタルでも残しておくなどの工夫をしてみてください。

3-4.脅迫されたメールや文書など

パートナーに脅迫されたメールや文書なども、DVの証拠になります。メールは送信記録がサーバーに、また、文書は現物として残るため、有利な証拠になることもあるでしょう。ただし、作成者もしくは送信者がパートナーであることを客観的に証明できることが必要です。無記名やハンドルネームで作成・送信されたものは、DVの証拠として不十分になることがあります。

3-5.医療機関の診断書

医療機関の診断書も、DVの事実を証明するのに強力な証拠です。身体的暴力のほか、精神的暴力などについてもきちんと診断してもらい、診断書を発行してもらいましょう。医療機関の診断書は、信頼できる第三者による客観的な証拠になります。被害を受けたらすぐに受診し、診断書を書いてもらいましょう。被害を受けてから日にちが経過すると、DVによるものと判断できないことがあります。なお、医療機関の診断記録は一定期間保管されるため、万が一パートナーに診断書を廃棄されても再取得が可能です。

3-6.警察もしくは相談窓口への相談記録

DVの証拠となるものに、警察もしくは相談窓口への相談記録も挙げられます。実際に相談した事実により、DVの被害に遭ったことを証明することになるのです。DVは部外者から判断しづらいため、被害者からの相談によって初めて事実が判明することが多くあります。したがって、警察もしくは相談窓口に相談したこと自体が、大きな意味を持つのです。

4.DVの証拠を集める方法は?

DVの事実を証明するには、証拠を集める必要があります。ここでは、どんな方法で証拠を集めることができるか見ていきましょう。

4-1.隠しカメラや盗聴器を設置する

DVの証拠を集める方法の一つが、隠しカメラや盗聴器の設置です。たとえば、車の中や自宅の寝室などに設置しておくと、浮気の生々しい現場を記録できる可能性があります。ただし、パートナーと浮気相手が実際に不貞行為をしていることを確認できることが必要です。映像や音声から、パートナーと浮気相手をハッキリ確認できない、不貞行為を証明できる言動や行動がないなどの場合は、証拠として弱いと判断されることもあります。

4-2.DVの記録を細かく残す

DVを受けたら、いつ・どこで・どんな被害に遭ったか、細かく記録しておきましょう。詳細な記録が残っているほど、慰謝料請求などに有利な証拠として採用されやすくなります。後からまとめて記載するのでは、記憶があやふやになってしまうため、おすすめできません。DVを受けたらすぐに詳細を記載しておくことで、リアルな記録となるのです。

4-3.知人などの第三者にDVを相談する

知人などの第三者にDVを相談するのも、よい方法です。万が一のときに、DVの事実を証言してもらえる可能性があります。ただし、DVの悩みを相談するのは、口が堅くて信頼できる相手に限定してください。口が軽い人に相談してしまうと、親身になって相談に乗っている振りをしているだけだったり、相談内容を周囲に広められてしまったりすることがあります。

4-4.警察や専門の相談窓口に相談する

深刻なDVを受けている場合は、警察や専門の相談窓口に相談することが大切です。警察に相談しても、証拠が不十分な場合は被害届を受け付けてもらえません。また、専門の相談窓口に相談しても、直接の解決に至らないこともあるでしょう。しかし、確実に相談記録に残ることから、後日有利な証拠として採用されることがあります。なお、DVの相談窓口については、この記事の「2.DVの相談窓口」を参考にしてください。

4-5.探偵に調査を依頼する

DVの証拠を集めるには、探偵に調査を依頼する方法もあります。探偵に調査を依頼すると、自分で調査するより効率がよい、客観的な証拠を手に入れることができるなどの点でおすすめです。何より、パートナーに調査中であることがバレにくいのが大きなメリットといえます。本気で現状から抜け出したいのなら、客観的な証拠をつかんで正当な方法で訴えることが大切です。なお、当アヴァンスでも、DVの調査をお受けしています。まずは、お気軽にお問い合わせください。

5.DVの対策に関するよくある質問

最後に、DVの対策に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。

Q.DVを訴えると仕返しされないか心配なのですが?
A.確かに、場合によっては仕返しされる可能性もあるでしょう。身の安全を確保するためにも、DVを訴える場合は、家を出てから行うことが大切です。また、訴えた後で家に戻らなくてもよいよう、専用のシェルターに保護してもらうことも考えてください。

Q.DVがある日とない日で大きく差があるのですが?
A.日によって態度が大きく変わるのは、DVを行う人によくあるパターンといえます。たとえ優しく接してくる日があっても、DVがある事実は変わらないため、速やかな対策が必要です。

Q.実家に避難することはDVの対策になる?
A.一時的な対策にはなるでしょう。実家のセキュリティーがしっかりしている場合は、ひとまず安心といえます。ただし、パートナーが連れ戻しにやってきたり嫌がらせをされたりすることがあるので注意が必要です。

Q.DVを理由に離婚した場合は財産分与を受け取れる?
A.可能です。どんな理由で離婚しても、婚姻期間中に築いた財産は夫婦2人の共有財産となるため、財産分与の対象になります。ただし、DVによる離婚の場合、手続きがスムーズに進まないことが多いものです。そのため、弁護士などに相談して調停もしくは裁判を起こすことが多くなるでしょう。

Q.DVの相談や調査はどんな探偵に依頼すべきか?
A.以下のポイントを参考にし、信頼できると判断した探偵なら安心して依頼できます。

  • 探偵業務で長年かつ豊富な実績がある
  • 確実に証拠をつかむことで定評がある
  • 正式な依頼を前提とした簡単な相談や見積もりは無料
  • 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
  • 希望の調査期間を考慮してもらえる
  • 調査結果を分かりやすく調査報告書にまとめてもらえる
  • 守秘義務や個人情報保護を深く理解し配慮している
  • スタッフが親身になって相談に乗ってくれる
  • 顧客からの評判がよい
  • 活動地域の公安委員会に探偵の届け出済み

なお、当アヴァンスでも、DVの調査をお受けしてご好評をいただいています。まずは、お気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、DVの対策について詳しく解説しました。DVの対策には、証拠を集めることが大切です。客観的にDVを証明するものがあれば、離婚調停や慰謝料請求などの手続きが有利かつスムーズに進みます。ただし、証拠を集める際、パートナーにバレてしまうと報復されることがあるので十分に注意してください。DVの客観的な証拠を集めるには、探偵に調査を依頼することがおすすめです。信頼できる探偵によく相談して、パートナーの調査を行ってみるとよいでしょう。