不倫を清算するタイミングと円満に関係を終わりにする方法を紹介!

「不倫を清算したい」とお悩みではありませんか? たとえ軽い気持ちで始めた不倫だとしても、どちらかが本気になってしまった場合は清算するのが難しくなるでしょう。できるなら、相手ともめずに関係を清算したいものですよね。不倫の清算を考えるのはどのようなときなのか、清算方法にはどのようなものがあるのか、知りたいと思いませんか? この記事では、「不倫を清算したい」と思ったときに知っておくべきことをご紹介しましょう。

  1. 不倫の清算を考えるときとは?
  2. 不倫を清算する方法
  3. 不倫を清算したいときのNG行為
  4. 不倫の清算に関するよくある質問

この記事を読むことで、不倫を清算する方法が分かるはずです。「関係を終わりにしたい」と思っている人は、ぜひ参考にしてください。

1.不倫の清算を考えるときとは?

不倫の清算を考えるタイミングやメリットをご紹介します。

1-1.清算とは?

「清算」とは、過去の関係を解消することをいいます。不倫関係においては、相手と別れ、不倫をやめることが「清算」です。どちらか一方に清算する意思があっても、もう一方にその意思がない場合は、家族や会社を巻き込んだもめごとに発展するケースも珍しくありません。タイミングや方法について、しっかりと考える必要があるでしょう。

1-2.どんなときに清算を考えるのか?

不倫関係を清算すべきケースやタイミングには、以下のようなものがあります。

  • 配偶者に気づかれそうになったとき
  • 相手への気持ちが冷めたとき
  • 相手が結婚を望んできたとき
  • 家庭を壊すことの怖さに気づいたとき

1-3.清算によるメリットとは?

不倫を清算することで、家族に対する後ろめたさが軽減されるでしょう。もちろん、過去に不倫をしていたという事実は自分の中に残ります。しかし、家族にウソをついて不倫相手に会うことはなくなるため、罪悪感は小さくなるはずです。また、不倫が周囲に知られたときのことも考えずに済むでしょう。不倫を続けていると、最悪の場合、家族や仕事を失うことになります。社会的信用を守るためにも、できるだけ早く不倫関係を清算すべきなのです。

2.不倫を清算する方法

では、不倫を清算する方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

2-1.どんな清算方法があるのか?

不倫を清算する方法をいくつかご紹介します。

2-1-1.話し合う

不倫の清算方法としてまず選択したいのは、「話し合い」です。自分の気持ちをしっかりと伝え、相手に理解してもらって別れるのが最も気持ちのよい清算方法といえるでしょう。ただし、相手に別れる意思がない場合、話し合いで解決するのは難しくなります。逆上されてしまう可能性もあるため、十分慎重に行う必要があるでしょう。

2-1-2.手切れ金を渡す

後腐れがない方法としては、手切れ金を渡す手もあります。相手がお金目当てで不倫をしている場合などは、手切れ金を渡すことで円満に別れられる可能性が高いでしょう。ただし、お金で解決しようとすることに相手が納得しない場合もあります。相手の性格を見極めた上で選択してください。

2-1-3.引っ越す

話し合いやお金で解決するのが難しい場合は、引っ越しをして電話番号を消去するなど、一切連絡がとれない状況にすることもおすすめです。もちろん、引っ越しとなると非常に手間のかかる方法でしょう。配偶者への説明も難しくなると思います。しかし、引っ越しで遠くなり逢いづらくなることで気持ちが自然と離れて、関係の清算を切り出しやすくなるという可能性もあるでしょう。

2-2.女性の場合

女性の場合は、相手に結婚願望を伝えてみることも一つの手です。「このままでは自分は結婚できない」「自分だって幸せな結婚がしたい」と伝えることで、身を引くことを考える男性もいるでしょう。また、友人などに相談して話し合いに介入してもらうのもおすすめです。第三者からいわれることで「このままではいけない」という気持ちになることもあるでしょう。

2-3.男性の場合

男性の場合は、あえて妻や子どもの話をしてみましょう。不倫相手にとって最も聞きたくない話なので、夫や父親としての役割を果たしていることを想像させる方法は効果的です。家族の話をされることに何らかの意図を感じ取り、別れを意識する可能性があります。

2-4.W不倫の場合

W不倫の場合、関係がバレたときのダメージはさらに大きくなります。バレたときにお互いどのようなリスクを背負うことになるのかを冷静に考えた上で、話し合いで解決するのが一番です。相手のことを大切に思っているなら、「嫌いになった」「気持ちが冷めた」とウソをつくことも必要でしょう。

3.不倫を清算したいときのNG行為

不倫を清算したいときに知っておくべきNG行為についてご紹介します。

3-1.こんなトラブル・NG行為に注意

不倫の清算時に起こりうるトラブルや、やってはいけないNG行為には以下のようなものがあります。

3-1-1.よくあるトラブル

最も多いのが、どちらか一方にだけ清算の意思があり、もう一方に別れる意思がない場合のトラブルです。無理やり清算しようとすると、相手が逆上してしまうこともあるでしょう。配偶者や会社などに暴露され、家族も社会的信用も失うという結末を迎えた人もいます。ただし、不倫の事実を不特定多数の第三者に言いふらすことは「名誉棄損罪」に該当し、訴えることもできるということを覚えておきましょう。そのほかにも、「関係を清算した元不倫相手から嫌がらせを受けている」という人も少なくありません。脅迫まがいのメールを送ってきたり、ストーカーのように後をつけられたりするようなケースもあるのです。

3-1-2.NG行為

相手を逆上させることなく円満に不倫関係を清算するために、やってはいけない「NG行為」をまとめました。

  • 別れ話をメールやラインで済ませる
  • 「本当は別れたくない」など、迷っている様子を見せる
  • 相手をバカにした発言をする
  • 不倫したことを後悔しているような発言をする

3-2.相談窓口

慰謝料や名誉棄損などの問題がからんでくると、素人ではどうすべきか判断できないことも多いでしょう。そういった問題の基本的な相談先は弁護士になります。無料相談を受け付けている弁護士事務所もあるため、探してみるとよいでしょう。そのほかにも、「消費者問題支援センター」など不倫の清算に関する相談を受け付けている機関があります。一人で悩まず、まずは相談してみてください。

4.不倫の清算に関するよくある質問

「不倫を清算したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.不倫がバレて離婚する夫婦はどのくらいいますか?
A.もともとの夫婦関係や子どもの有無によっても変わってくるでしょう。しかし、男性が不倫をした場合の離婚率は全体の2~3割なのに比べ、女性が不倫をした場合の離婚率は7~8割にものぼるということが分かっています。

Q.不倫相手が妊娠した場合はどうすればよいですか?
A.まずは、妊娠の事実確認をしましょう。その後、出産するのか中絶するのか、認知するのかを決めなければなりません。選択肢としては、「中絶して不倫をやめる」か、「離婚して不倫相手と再婚する」または、「認知して、妻との婚姻関係を続ける」のいずれかになるでしょう。

Q.不倫相手に渡す手切れ金の相場はどのくらいですか?
A.手切れ金の相場は状況によって異なります。不倫相手が妊娠や中絶をしている場合や未婚だと偽って不倫していた場合などは100万円前後など、相場が高くなるのが一般的です。

Q.不倫を清算する前にしておくべき心構えにはどのようなものがありますか?
A.「絶対に別れる」という意志を強く持つべきです。気持ちが揺らいでいることが相手に伝わると別れにくくなってしまいます。

Q.不倫で自然消滅を狙うのは難しいでしょうか?
A.相手の性格しだいでは、自然消滅によって不倫を清算するのが最も理想的な場合もあります。事前に少しずつ会う時間を減らすなどして別れを予感させておくことが大切です。

まとめ

いかがでしたか? 不倫を清算するおすすめの方法をご紹介しました。「してはいけないもの」と分かっていても、止められないのが不倫です。しかし、ほとんどのケースで別れを選ばなければならないときはやってきます。タイミングをしっかりと見極めて、最適と思える方法で関係を清算しましょう。ぜひこの記事を参考にして、上手に不倫相手と別れてください。